ワンピース109巻SBS情報【金獅子のシキ】原作登場について フワフワの実は封印されていた?

ワンピース109巻SBS情報【金獅子のシキ】原作登場について フワフワの実は封印されていた?

今回はワンピースSBS情報。大海賊金獅子のシキについて。ロジャー、ガープ、センゴクとも渡り合い一時代を築いた大物にSBSで言及。

Q. とうとう本編で金獅子のシキ(らしき)人物が登場したけどこれって映画ストロングワールドが正式に本編時系列に組み込まれたって事?

A. まーだいたいの映画はムリヤリでも組み込む事は出来るんですけど、そうすると映画を観る事が義務になっちゃうのであまり原作とつなげる事はありません。が、ストロングワールドに関しては僕がお話まで考えてるやつで元々本編の設定に存在したシキを映画に使ったという流れなので、いるんです元々。しかし映画に出さなかったらシキはフワフワの実を食べていなかったはずです。空を自由に飛んだり浮いたりする奴はなるべく出さないという僕の中のルールがあったからフワフワの実は封印していたんです。(海賊漫画だから)でも映画なので使っちゃいましてそいつが原作に帰ってきちゃいました。変な逆輸入が起きてしまったのは確かです。

映画やアニメの特別版は本編を無視したパラレルワールドが基本ですがシキに関しては本編前に映画に出てしまうという形になった様です。逆輸入という例えも面白い。

こちらがバーソロミュー・くまの回想編で描かれたゴッドバレーの一コマ。伝説となったロックス海賊団のクルー達です。船長ロックスの影こそありませんが今見ても信じられない様なメンツ。様々なキャラが元ロックスという予想がありましたが金獅子のシキという声は意外と少なかったので驚きがありました。

シキ ロックス

色付けしてあるのでわかりやすいかと思いますが真ん中付近がシキです。

こちらが各キャラのアップ

ロックス海賊団イメージ

元々シキというキャラクター構想としては出来上がっていた様です。ロジャーやガープの対抗馬、ライバル的なキャラ設定でしょうか。

バレットやテゾーロ、ゼファーといった映画版のボスキャラと比べてもシキはしっかりと作り込まれていた感がありました。

四皇とまではいかないもののロジャー他白ひげ、ビッグマムとも肩を並べる存在。
エッドウォーの海戦で敗北後はインペルダウンに収容されますがインペルダウン史上初の脱獄者として返り咲きます。

そして20年以上の時を経て今度はルフィ達の前へ。都合上、ここでも敗戦を喫しますが強さ論議でも度々挙がる程評価は高いです。

両脚欠損(脱獄の為に自ら切り落とした)というハンデを負いながらもそれをかのうにしたのはやはり【フワフワの実】の能力
パワーバランス維持の為か他者を浮かせるには至りませんが、それでも自身とその他物体を浮かせられる能力は強力。
自然系にも劣らぬ規模の影響力を持ちます。

しかしSBSの情報によると、あくまで構想にあったのはキャラ設定で強すぎるこの能力は予定外だったらしい。確かに飛行能力を持つ動物系を希少と位置付けしているあたりは海賊漫画としての一定のラインを保っているようにも見えますが。今やビッグマム(ソルソル)やドフラミンゴ(イトイト)のように超人系でも自由に空を駆ける世界観。

ある意味フワフワぐらいぶっ飛んでいた方が丁度良かったかも。