今回はワンピース1113話最新情報になります。空白の100年は元より世界にはずっと身近な危機が迫っていた。ベガパンクの死によって次フェーズへ。遂にメッセージ本編開始!!
結論から話そうか
この世界は海に沈む
速報
時間稼ぎに意味はあったのか?
天才が語る世界へ向けたメッセージがスタート
このままでは世界が海に沈んでしまう?
元々ワンピースは海洋ロマンのストーリー。空や陸の要素も強いですが海そのものに大きな仕掛けがあっても面白い。天才の語る事象が今まで散りばめられた海の不思議を繋げるのかもしれない。
ロードポーネグリフによる4点方式でのラフテル投影 |
ルルシア王国と大穴 |
エニエスロビーの断崖 |
魚人島 |
海上都市ウォーターセブン |
特にエッグヘッド編に絡みそうなタイミングで描写されたルルシアの海溝についてはヒントになりそう。
エピソードでは明言されていないものの十中八九『マザーフレイム』試行による影響で発生したもの。
そしてエッグヘッドにはその動力源となるパワープラントがあるのもキナ臭い。
ルルシアの時は町を消す目的で使ったから使用したエネルギーが多すぎて結果的に地震が起き海面が上昇した
目次
ワンピース1113話 盤面図
無能星の揶揄された過去はどこへやら?
タイムリミットの迫ったこの状況で各々が分散したベカパンクサイドの対処へとあたり徐々に逃げ場を奪っていく様はなんと手際の良いこと‥
戦力差も大きく開いてしまったルフィ達にとってもうかうかしていられない状況
10分→9分半→7分→6分→4分→1分
刻まれたカウントダウンも進みいよいよ暴露が迫る
エルバフの船 近辺 | |
ボニー | ポムスキー |
くま | ギロチン |
フランキー | レッドキング |
アトラス | ナス寿朗 |
こちらは脱出の足掛かりとなるはずがナス寿朗の到来で一気に雲行きが怪しくなって来た。既に島内のパシフィスタマークIIIを機能停止させたのにも飽きたらず五老星より上位順位の威権を持つボニーをロックオン。禿げだけに逃すつもりは毛頭ない。浮かび上がったシルエットはなんとも異様で戦火に発生する爆煙に映えている。
口惜しいがベガパンクの手心は完全に裏目に出てしまった。威権を奪う前のボニーは『用済み』としてサターン聖が興味すら示していなかったと考えると今の状況はなんとも言えない。やはりこのエピソードでのウィークポイントとしての立ち位置は変わらないか
研究層上空 |
ナミ |
ウソップ |
チョッパー |
ブルック |
リリス |
エジソン |
サニー号 |
サターン聖 |
なんとか地上へと降りたい一同。ゾロ達の合流待たずしてサターン聖が先に辿り着いてしまった。このメンツでは到底太刀打ち出来ないがゾロ、ジンベエが更に遅れることがあればここで詰んだもおかしくない。
研究層 |
ルッチ |
カク |
ステューシー |
くしくもエピソード序盤でエッグヘッド入りしたCP0の3人がここに揃う状況に。バブルボールに捕えられているカク、ゾロ戦のダメージが濃いルッチ、本体を守り身体を貫かれたステューシー。3人とも負傷しているのも特徴。サテライトや麦わらの一味が研究層を脱出する為にはステューシーのバリア解除が鍵を握る。
パンクレコーズ |
マーズ聖 |
ヨーク |
配信電伝虫 |
こちら核心に気付いてしまったマーズ聖。残り1分でベガパンクの思いは消されてしまうのか?もう一波乱ありそうな雰囲気。
工場層 中心 |
ルフィ |
ドリー |
ブロギー |
ウォーキュリー聖 |
ピーター聖 |
五老星相手に躍動感ある戦いを続けるルフィとそれを援護するドリー、ブロギー
ルフィのギア5が解かれてしまい消耗戦になれば分が悪い
進展が無かったキャラ | |
ゾロ | 黄猿 |
ジンベエ | ルッチ |
サンジ | 本体ステラ |
こちらは登場の無かったキャラ。麦わらの一味主戦3人はそれぞれ五老星との交戦が期待出来る。巨人や古代ロボといった戦力もあるがやはりゾロ達である程度食い止めなければいけない。
◉◉ワンピース1113話速報STALEMATE"ステイルメイト"◉◉
配信電伝虫を破壊してもメッセージは止まらない‥
パンクレコーズは培養液に漬けられた巨大な脳みそ
1分→0秒、いよいよメッセージのスタート
オハラのバスターコールにサターン聖が関わっていた?
長期休載明けからの連休合併号突入でペース的には微妙ですがエッグヘッド編はおろかワンピース作品における大きな伏線が進展したのは大きい。
この言葉を紐解く事が出来ればラフテルやひとつなぎの大秘宝の意義にも辿り着けるのではないでしょうか?
世界の看板より
ベガパンクのメッセージ配信に備える各地の様子。以前にはココヤシ村などが描かれておりましたが今回もルフィ達に縁ある場所が。
シロップ村では、カヤ、メリー、ニンジン、ピーマン、タマネギ
双子岬灯台では、クロッカスにラブーン
他にもバルジモア、トリノ王国、ハチノス島(黒ひげ海賊団の海賊はいない)など
続パンクレコーズ
辿り着いた?誘い込まれた?
時間が迫る中マーズ聖のやってきたパンクレコーズ内
そこで見たのはこれでもかと肥大したベガパンクの脳みそ。世界一の頭脳にして革新的なデータバンク。
本体とサテライト6体で共有された脳はいずれは世界中の人々で相互アップデート‥
大それた展望も可能に思える実物
世界最大の脳パンクレコーズ
貴様が死んでも生き続ける
これがお前か?
ベガパンク
死とは一体何だ?
思想はどこに宿る?
そしてゴボボボの音は大方の予想通り脳を維持する為の培養液の音でした。これで頭の中の環境と同じ条件を再現しているのでしょう。
回想で出てきた奇形の頭がそのまま大きくなった形。髪の毛も生えている様に見える
配信電伝虫
最新式の配信電伝虫。
本体ステラ、シャカ、ピタゴラスのやり取りを発信していますがやはりマーズ聖が見つけたものは大元では無さそう。
実際には殻だけがSSG特製の配信電伝虫で中身は普通の子機でした。
メッセージを阻害する敵の確率は低いと想定したベガパンクですが、やはり最悪の事態には備えていた様子。
残り1分でダミーの電伝虫を混ぜられたら、見聞色の達人といえど阻止は困難。
サンジvsナス寿朗
サターン聖、黄猿と大物相手に交戦したサンジ
いずれも軽いコンタクトではありますが今回は更にナス寿朗聖と激突。
ゾロとの剣士対決が期待されていましたが、その前にサンジが名乗りをあげました。
巨兵海賊団の船付近にサンジが到着
ボニーを狙うナス寿朗を蹴りつけます
高齢者が労われると思うな!?海賊のケンカでよ
更にはオイモ、カーシー、ボニー も加勢
ハードアスペクト
聞き慣れないワード『ハードアスペクト』
天体や星座の角度を示す意味合いで使われる事が多いです。どちらかと言えば悪い意味合い。
1112話の内容的にはルフィ達にとっての不運を示しているでしょうか。
惑星に見立てられた五老星達がそれぞれ躍動
五老星の活躍と進展 | |
パシフィスタマークIIIを一掃。ボニーや巨兵海賊団がいる海岸へ辿り着く | |
上層の研究層裏口、ウソップやナミ達が集まる元へ到着 | |
ヨークと共にベカパンクのメッセージ発信源を探る。電伝虫の声を聞き取りパンクレコーズへ到着 | |
ルフィの業火拳銃を喰らうも逆に跳ね返す拳にダメージを与える | |
恐るべき吸引力を見せるもルフィに壊した建物をぶつけられ吸い込んでしまう |
事態を収束すべく各サイドを制圧にかかる。この素早さはさすがの一言。こうなってくるとバスターコールもただのオマケにしか過ぎない。このレベルの戦力が島内に分散していると考えると脱出の難易度は高い。
扉絵 鬼の子ヤマトの金稲荷代参
vol.3
『餞別をやるから一つ頼まれてくれヤマト』
第三弾は錦えもんとヤマトのツーショット。頼み事の駄賃として『餞別』を貰っています。これが金かどうかは微妙なところ。漫遊記もワノ国で任務をこなしたり困り事を解決する形で最終的にはプルトンへ辿り着く形でしょうか。
おでんも最初の評価は悪童。そこから家臣だけでなく国民からの信頼を集めるまでに成長しました。ヤマトも『カイドウの息子』という枷は大きく、完全に受け入れられる様になるには時間がかかるでしょうがこの漫遊記がその一歩となるでしょう。
ゆくゆくは将軍モモの助を支えるワノ国の守護神へ
海軍中将
個性派揃いの海軍中将9人。しかしながら序盤の期待感とは裏腹に進展するごとに評価を下げています。
海岸付近で巨兵海賊やボニー達を相手にする中将達。四皇海賊団が相手とはいえ中堅以下の相手だけに苦戦すらもよろしくはない。しかしながらボニーとフランキー相手にいとも簡単に被弾してしまった。
ポムスキー→ボニー
レッドキング→フランキー
更には実力者ナス寿朗の到着。ここからますます影が薄くなりそう。
レッドキング相手にストロングライトを鮮やかに決めるフランキー。ルフィをサターン聖から救ったりと見せ場も多く肝心な所で働いている。
一方でレッドキングは【蒸気】を扱った技を出そうとしていた。ポッポーという効果音から察するに機関車が由来している能力でしょうか?
ゴボボボ
話題を呼んだ不思議な効果音‥
世界に向けたメッセージ発信は最近完成したばかりの配信電伝虫を通して行われていました。本来ならば同じ思考回路を持つヨークですら探し得ないその在処をマーズ聖は突き止めて見せました。
パンクレコーズ内に置かれた電伝虫はひっそりというよりはその部屋に来てしまえば寧ろ目立つようにも思えます。
果たしてこうもあっさり見つかってしまった電伝虫はベガパンクの罠なのか?
パシフィスタの威権といい何か仕組まれていると疑いたくもなる。
そして不気味な効果音は電伝虫ではなく周囲から発せられている様な描写です。まるで海底から空気が浮かび上がる様な音。
どこか『培養液』の中に漬けられたクローンの様なイメージもあり巨大な脳を維持する為に送られた空気の音かもしれません。
パシフィスタ争奪戦決着
エッグヘッド序盤より戦局を左右する要素として描かれていたパシフィスタの威権順位争い。
命令権に優先順位がある事でパシフィスタのコントロールは両陣営で奪い合い。オセロの様なラリーとなっていました。
まさに未来島を舞台にしたエピソードにピッタリと言えるでしょう。
威権争い | |
CP0 | 政府側 |
戦桃丸 | ベカパンク側 |
サテライト | ベカパンク側 |
サテライト(欲) | 政府側 |
戦桃丸 | ベカパンク側 |
黄猿 | 政府側 |
サテライト(暴)× | ベカパンク側 |
サターン | 政府側 |
ボニー | ベカパンク側 |
実にこれだけ奪い合いが繰り広げられました。痛快だったのは世界政府の権威を飛び越えてボニーが最高位になった事。
パシフィスタ奪還 |
これとない鮮やかな逆転劇。過去編から繋がる遺恨が生きたシーンでもある。
世界最高権力でありパシフィスタの命令権最上位であるサターン聖の威権をボニーが上回った。
これはボニーが海賊になった時点で最悪の事態を想定してベカパンクが予め設定していたもの。
その結果サターンの怒りを買い刺されてしまったがそれも本望。
威権順位 | |
1 | ボニー |
2 | 五老星 |
3 | ベカパンク |
4 | 戦桃丸 |
5 | 威権チップ |
エッグヘッド島はおろか世界を見渡してもパシフィスタのコントロールにおいてボニーに勝る者はいない。
マークIII→50体
セラフィム→4体
SSGの誇る科学兵器パシフィスタが全てボニーの味方に。逆に海軍側はバスターコールの肝となる戦力を奪われた形となった。
五老星の襲撃 |
一時は完全に制圧したはずが五老星全員が到来した事で状況は一変した。特にナス寿朗の手際の良さでほとんどのパシフィスタが凍らせられ機能停止に陥った。
一気に半数に減らされ、海軍の数を考えるとかなり厳しい。
完全制圧 |
まるで前半のやり取りが無意味だったかの様な鮮やかな所業。
マークIII、約50体が全て機能停止に陥った。
構造を熟知しているからこそ破壊ではなく停止させるという判断に至ったのかと思われます。
どんな猛者であれパシフィスタクラスの耐久性を誇るマシンを壊すとなるとかなりの労力。
メッセージの発信が迫り猶予が無いこの局面でこれだけの結果を出せるのはナス寿朗だからこそ。
ワンピース1113話 脳と兵器
混戦模様のエッグヘッド。
島内侵略前のサターン聖によって作戦提起された3項目
守るもの | |
1 | 欲の身柄 |
2 | パンクレコード(脳) |
3 | 融合炉 |
逆にそれ以外は失っていいとの考えでした。
世界政府の役人サイファーポール、セラフィム含む発明品の数々、欲以外のサテライト、ベガパンク本体、前乗りしているCP0、研究員達。
世界一の科学者の本拠地とだけあって値段のつけれない様な財産がたくさん存在するエッグヘッド島。科学発展を考えるのであれば世界に与える損失はオハラ事件を超えるレベルでしょう。
これまで散々利用してきた世界一役に立つ男を本拠地ごと消し去ろうとする強気な根拠にはマザーフレイムの存在が大きいでしょう。寧ろそれ以外は興味すら無さそう。
それほど絶大な威力を誇る兵器。先日のルルシアでの試行で実証済み。味を占めた。
いざとなれば不都合はすべて消し去る事ができる力。それ以外不要なのも頷けます。
欲、パンクレコードはマザーフレイムのノウハウを知る為の材料。
融合炉はマザーフレイムを生み出す為のパワープラント。
欲とパンクレコードは用が済んだら消してしまうのが順当でしょうか?最終的には融合炉さえあれば活用が出来ます。
世界を統べる権力を持ちながらも『空白の100年』に関する一切を禁じ必要以上に恐れてきた五老星。
マザーフレイムを握ってしまえすれば空白の100年やDの一族といった禁忌も恐るに足らないか?
しかしながら予定に無かったトラブルがベガパンクのメッセージ発信。何よりも世界への流布を恐れメッセージ配信停止の為に走り回っている。
PUNK RECORDS | - | ||
空中 | - | ||
- | ↑ | - | 4階 |
❌ | 3階 | ||
❌ | 2階 | ||
❌ | 1階 | ||
C棟 | A棟 | B棟 | - |
B棟1階→融合炉
B棟2階→兵器開発フロア
C棟3階→高圧ガスシリンダー
❌は研究層の中でもデンジャラスゾーン
どれが破壊されても研究所の全てが誘爆してパンクレコーズごと吹き飛んでしまう。
パンクレコーズ
ノミノミの実脳ミソ人間
ベガパンクのもともとの地頭の良さと相まって無限に肥大していく脳。まさに彼の為にある様な能力です。ご存知の様に過去のベガパンクは奇形の頭をしていました。通常ならば筋肉の様に肥大することが無い脳ですがすくすくと育っていったようです。
いくら無限とは言え物理的な脳の肥大は生活はおろか動くことすら出来なくなりそう。横ではなく縦に伸びたのがせめてもの救いか。
おそらくは13m前後(巨人族の身長)まで伸びた時にベガパンクは限界を感じたのでしょう。
次に天才が考えたのが
脳の分離化
奇抜な発想もノミノミの能力者だからこそ実現出来た荒技。(本人はずいぶん伸びたから切ったとまるで散髪でもしたかの様な口ぶりでした)医学も漏れなく精通しているとなれば容易いものなんだろうか。
肥大した脳を切り離しエッグヘッドの上部巨大な卵の裏側に格納
もはや脳ミソという概念よりは単なるデータバンク、データセンターに近いイメージ。これで頭の重みに耐える事なく自由に動けるというもの。
その名も
パンクレコーズ PUNK RECORDS
ここがベガパンクの脳となるわけです。
そしてこの脳と本体を繋ぐアンテナの役割がリンゴの形をした頭。ここで情報傍受と送信を行います。
ここまでくればお分かりかと思いますがこのパンクレコーズは6体のサテライトとも共有しています。
ベガパンクが分身と語る6体は1日1回パンクレコーズと同期
1日で得た体験と知識は他の5体にも行き渡り共有しています。
因みに6体それぞれが別々の任務と性格を持っています。
確かにベガパンクのそれは俗に言う【頭でっかち】いくら頭が良く奇抜な発明が出来たとしても身体1つでは限界があります。より多くの研究を探求する為に辿り着いた形なのでしょう。
ベガパンクの発想はこれに留まらず。
巨大に膨れ上がったこの脳ミソ。現在はパンクレコーズを1体のステラ(本体)と6体のサテライト(分身)7体で共有していますがゆくゆくはこれを世界中の人類で共有するという‥
パンクレコーズは図書館。全人類で図書館を共有するイメージなんだとか。
確かにベガパンクの知識を人類が共有できるとなればこれほど便利な事は無い。人類がみなベガパンクの知識を持つこととなる。
更に人類が相互アップデートを繰り返す事でパンクレコーズは今の大きさを凌駕する【知識の海】となる。皆で創り上げるというシステムさえ確立してしまえば後は自ずと成長していくという原理。
要は現代で言うところのクラウドコンピューティング、インターネットに近いだろうか。
理想論ではあるがベガパンク曰く
【脳はいつか人類で共有できる】
パンクレコーズでも十分ではありますがここまで飛躍するともはや洗脳の域では?と感じてしまいます。少なからず人間性や人格を否定する技術でもあります。
そして共有される疑似体験は必ずしも良いとは言えない。
まず凡人ならばパンクレコーズの情報量を処理しきれない。
必要な分だけ取り出すのも可能かもしれないが脳には人それぞれ性質があるだろうし疲労感も違うでしょう。
何より人格が阻害されかねない。それこそ改造手術を受けたくまの様に。
今回のメッセージ発信において電伝虫が隠されていたのがパンクレコーズ。この巨大な脳ミソを巡ってまだ一悶着ありそう。
実際にはベガパンク最大の弱点にもなり得ます。脳が破壊されてしまえば本体はもちろんのことサテライト達も機能停止状態。まだ利用価値のあるヨークがいるので無事ではありますが五老星がその気になればあっという間でしょう。
融合炉とマザーフレイム
エッグヘッド編突入前に読者を震撼させたルルシアの悲劇
上空から島ごと破壊し跡形もなく消し去る辺りはバスターコールなど比べ物にならないレベル
自然の摂理ともかけ離れている事から大方の読者の頭には【古代兵器ウラヌス】が思い浮かんだでしょう。(ポセイドン→しらほし、プルトン→ワノ国と判明事項から逆算して消去法)
直前のワノ国編ではルフィのニカの能力が覚醒し、もはや敵なしの状態。パワーバランスすら崩れかねない事態でそれを嘲笑うかの様な行使力は衝撃的でした。
しかし実行指令を出した当の本人イム様によればこれはマザーフレイムと呼ばれるベカパンク製の武器とのこと。
これには狐に摘まれた様な印象を受ける方も多かったのでは?
不自由を解決し不可能を実現する天才科学者ベカパンクを持ってしてもこのレベルの兵器を実現できるものなのか?
研究所で見た様々な発明物にも海獣兵器(シービーストウエポン)やセラフィム(パシフィスタ)の様な攻撃性の高いものは確かにありました。
しかし島暖房や【イベル平和賞】を受賞したGPフラワーに代表される様に優しさ溢れる発明が前面に出ている様に思えます。
人柄見える土暖房
人柄見える土暖房
エッグヘッド島の研究設備【島エアコン】を見て思い出した方も多いのではないでしょうか?
バルモジアで登場した島ごと暖める【土暖房システム】
ベガパンクが子供の頃に極寒に凍えるバルモジアの人々を思い制作したものです。森の動物達で労働力を補い実現間近のところまで仕上げましたが結局完成はせず。
ベガパンクの行き過ぎた発想、頭の中の完成図に資金と技術がついてこなかったと要因が挙げられていました。
上記でも触れましたがベガパンクの研究の根底には人々を想う優しさが垣間見れます。
バルモジアを出たのもより多くの資金を得て多くの人を救う為ではないでしょうか?
エッグヘッド実装の島エアコンは土暖房の成果が活かされた完成系かと思われます。
あまりの発明に島の生態系にすら影響を及ぼしてしまうかもしれませんが南国気候、冬島の極寒に耐えかねる人々にとっては救いの手になるでしょう。
目を輝かせながら夢を語る天才科学者。探究心こそあれどそこに悪意や敵意があるとは到底思えない。
これについてはベカパンクと旧知の仲であるドラゴンも苦言を呈していました。
【ベカパンクはそんなあからさまな人殺しの道具は作らない】
確かにドラゴンの言う事はもっとも。海賊相手の対抗手段としてのセラフィムなんかとは違いマザーフレイムは有無を言わせずに広範囲を駆逐するもの。市民等への被害を考えれば使う機会すらあってはならないものです。ベカパンクが興味本意でここまで辿り着いてしまった線もありますが‥
となれば読者としての見解もイワンコフ、ドラゴンと同じ考察に行き着くのではないでしょうか?結局は第一印象と同じ【古代兵器ウラヌス】
そして問題はドラゴンの言う様に
【なぜ今まで使わなかった】【なぜ今使った】
という点。これについてはハードルの高い発動条件に起因すると思われます。使えなかったという表現が正しいでしょうか。
更にベガパンクのサテライトの内の1体である欲ヨークが取引材料としてマザーフレイムを五老星に提供したと判明しています。
さらにそれを活用するにはエッグヘッドにある融合炉が必要。
今回のエッグヘッド決戦において政府側が是が非でも回収したいのが動力源であるパワープラントです。
良くも悪くもここを叩けば戦況をひっくり返す足掛かりになりそう。