ワンピースネタバレ考察 ルルシア王国と同じエニエスロビーの大穴【マザーフレイム】
今回はワンピース考察。最終章で注目の的となったルルシア事件における凶弾についてお話しします。突然のルルシアを消失させその後の世界会議編とエッグヘッド編にて続報が入りました。
ルルシア王国の跡地に発生した大穴とエニエスロビーの穴を結びつけながら順を追ってお話ししていきます。
ルルシア事件
8カ国革命発生にて国内に反乱の意思が蔓延したルルシア王国
革命軍のアシストも大きいが世界政府への不満は確かにあった。世界会議参加の為に王族が留守になったのをきっかけに一気に反乱軍の手に堕ちました。
しかしながらそれを嘲笑うかの様な凶弾
一瞬にしてルルシア王国は消え去ってしまいました。実際のところはサボの主導でルルシア国民の一部が革命軍入隊の為に国を離れていましたので全滅こそ免れた状況です。
この凶弾は世界政府の首脳陣。イム様と五老星によるもの。ルルシアが襲われた理由としては【反乱の意思】【距離的に近い】という単純な理由
マザーフレイム
世界会議編の後述談にてこの武器の名前が判明。
その名も【マザーフレイム】
マザー:母
フレイム: 燃焼しているガスや液体から発生する明るく熱い光
ハンターハンターの貧者の薔薇の様に物議を醸しそうな武器。こういった強大な武器を人類が手にすれ行使せずにはいられない。少年誌とはいえ何かと考えさせられる一撃です。
提案があったのは世界のトップであるイム様から。
会話の様子からベガパンクが作った武器であることが判明した。
五老星としても世界会議編直後(コブラ暗殺後)の段階ではこの武器の威力や制限などを把握していない様子。
今回のルルシアが初投入と言えるでしょう。
またイム様の語った【近いから】という発言にも何かヒントがありそう。距離的な制約も存在するのかもしれません。
最新情報ではこのマザーフレイムはベガパンクのサテライトの1人である欲ヨークが世界政府へ送ったものと判明しました。
送った目的は政府との取引。この手土産の他に本体サテライトの裏切り行為(空白の100年に関する研究)を暴露。
欲の望みは天竜人の称号を得ること。(やたらと執着しています。)
最初こそ本体や他のサテライト諸共消し去ろうとしていた世界政府ですがマザーフレイムが予想外の成果をあげたので予定変更。
これは欲の狙い通りの展開だと思われます。
ピーター聖の発言を考えるならばおそらくはマザーフレイムは単発。1回きりの使い捨て武器。
ピーター聖
欲ヨーク、実は考えが変わった
あのマザーフレイムはお前にも作れるんだな?
つまり今後の使用を望むのであればベガパンクとの付き合いも考えなくてはならない。何よりもイム様がマザーフレイムを所望している様だ。
これで簡単には欲を消せなくなった。加えてエネルギー源はエッグヘッドにしかない様子。
ヨーク
アレを作る融合炉パワープラントはこの島にある
おそらくはベガパンクが完全再現しようとして断念し、天才に不可能とまで言わしめた古代のエネルギー。試行段階まで研究は進みウラヌスと同等クラスの武器を作るまでに至った。
このカードが今後の鍵となりそう。
古代兵器ウラヌス
寧ろ初登場時の読者の予想はこれが1番多かったはず。
3つのうち詳細が明かされていない最後の古代兵器【ウラヌス】。これこそがルルシアに降り注いだ凶弾の正体なのではないだろうか?
これに関しては革命軍の首脳会談でも説がきっちりとリードされている。
この武器を作れる人物と言えばベガパンク以外あり得ない。
↓
人間性的にはこの様に無慈悲に破壊する兵器をベガパンクが開発するとは思えない。
↓
不老になる能力が存在する事。世界の創造主の20人の中にネロナ家のイム聖が存在した事を結びつければイム様は800年前から生きながらえていると仮説できる。
↓
確かに昔存在したとされる古代兵器がイム様によって行使されたのではないか?
あからさまな人殺しの武器など作らない。ベガパンクをよく知るドラゴンの考えも併せて革命軍が導いた考えが古代兵器。
なぜ今まで使わなかった?
なぜ今になって使った?
ドラゴンの懸念はある意味チャンスが今しかない事も予感させる。政府が自由に行使できる段階までくれば海賊、革命軍にとっても不利な構図が出来上がってしまう。
巨大穴
こちらは中断再開後のエッグヘッド編にて明らかになった事実。
ナレーション
東の海 イーストブルー
南の海 サウスブルー
西の海 ウエストブルー
北の海 ノースブルー
偉大なる航路 グランドライン
この日の地震は観測史上類を見ない
世界という広範囲に被害を及ぼすものだった
震源地は特定できず
地学的にも異例の事態
関連性は不明だがルルシアという王国が人知れず地図から消えた日から6日後の出来事であった
この地震により世界中の海面は約1m上昇した
世界からいくつもの砂浜が消え
いくつかの島が消えた
世界中で同時発生した大地震。震源地すら特定出来ない大規模な天変地異。突如のカットインで読者としても衝撃的。
これと関連がありそうなのがルルシア王国が元あった場所に発生している海溝。
先述の通りマザーフレイムによってルルシア王国は消失。島ごと跡形もなく消え去りました。
そこに発生したのが大穴。海面から穴に向かって流れが発生し【海の滝】を形成しております。
巡視船も警戒しながらの現場確認。当然近づき過ぎれば穴に呑み込まれてしまうのは言うまでもありません。
この異様な変化が世界中の地震を巻き起こしたと考えるのが妥当でしょう。
マザーフレイム使用
↓
大穴発生
↓
大地震発生
の3段構図。やはりあの威力を考えるならばこれほど異様な変化が起きるのも当然なのでしょうか。
エニエスロビーの大穴
作品を振り返ってみるとやはり思い出せるのはエニエスロビーの地形。
ルフィ達がロビン奪還に乗り込んだエニエスロビーです。序盤で描かれた異様な地形。結局エピソード内ではこの地形についてのギミックが知れずに読者の間でも今までに様々な考察が飛び交いました。
上空から見た図はまさにルルシアの大穴にそっくり。
よく耳にするのが自然系(ロギア)悪魔の実に着目した考察。闇ヤミヤミや沼ヌマヌマの様な亜空間へ吸引する様な能力で元の土地を呑み込んでしまったのでは?という考え。
流石に規模の大きな自然系でもここまで広大なエニエスロビーを呑み込むのは無理があるのでは?という反面でグザンやサカズキの決闘の様に自然系同士の激突で天候までをも変えてしまうという評価もあります。
しかし今回の件でエニエスロビーの大穴もマザーフレイムと同等の武器によってもたらされたものである可能性が高くなってきました。
かつてこの土地は古代兵器ウラヌスの攻撃を受けて部分的に消失した。 |
跡地に出来た大穴と海の滝が今もなお残っている |
この土地は政府管轄とする事で関係者以外踏み込む事はなくなった。司法の塔はじめとする政府の司法機関エニエスロビーとして運用される。 |
ひた隠しにされた事で古代兵器の行使や爪痕、悪影響も一般的に知られる事はなかった。存在や名前などを知っているのは一部の王族やロビンの様な考古学に長けている者。 |
現代でベガパンクがウラヌスを再現してしまった。これがマザーフレイムなるもの。あくまで意図的な開発では無く、空白の100年や古代のエネルギーに関する研究への過程。 |
これを欲ヨークが五老星宛に送りつけた。五老星はこれがウラヌスと同等であるとは知らない。イム様だけが知っていて五老星にも隠している。 |
ルルシア王国へ実験的試行。跡地に大きな穴が発生。エニエスロビーの件と一致。 |
ウォーターセブン
エニエスロビーへ行く為の中継地であるウォーターセブン。海上都市と呼ばれ実際のヴェネチアの都市がモデルになってるのでは?と囁かれています。
ご存知の通り水害に悩まされるこの都市は年々水位が上がっていく影響で居住地を上に上にと移してきました。
更には災害級の大津波【アクアラグナ】が街を襲います。ルフィ達も経験しましたがこれだけの高さのものは作品でも随一でしょう。
こういった、この土地ならではの環境達も元を辿るとエニエスロビーの大穴に起因しているのかもしれません。船大工トムが手掛けた海列車と専用の線路がエニエスロビーとウォーターセブンを結んでいます。距離的にも近い部類に入るでしょう。
大穴が起因で発生する異変がウォーターセブンまで及んでいても不思議ではありません。
まだ記憶に新しいワノ国の終盤では地形に関する驚きのギミックが明らかになった。
これも元を辿れば古代兵器プルトンに纏わるもの。