ワンピースネタバレ完全版『ベガパンクのメッセージ』まとめと世界の秘密

ワンピースネタバレ完全版『ベガパンクのメッセージ』まとめと世界の秘密

ベカパンクのメッセージまとめ

ベカパンクが気を失った(心肺停止?)のをきっかけに世界に向けて天才科学者からメッセージが発信された。

ベカパンク 死亡ベカパンク 死亡

ベカパンク 死亡

致命傷を与えたのは黄猿とサターン聖。これにて抹殺任務完了となるはずであった。

ベカパンク 世界の真実

リアルタイム、生中継ではなくこれは事前に録画されていたものになる。
つまりベカパンクは自身に死が及ぶ事を察して世界へ暴露する準備を行っていた。

メッセージ発信までの道程
1108世界の真実を語るぞ!
110910分待つぞ!
1110残り7分
1111残り6分
1112残り1分
1113放送開始
現実でも約1ヶ月間の休載を挟み、メッセージの開始から本題まで待たされた。焦る五老星と読者の焦ったい気持ちがシンクロして面白かった。

メッセージ発信までも6話分のカウントダウンがあり読者を焦らした。

メッセージを世界に届けるのは映画REDでも登場した配信電伝虫である。

1108話 スタート

かつてサターンに揶揄された様に自身を"しがない科学者"と称して世界の真実を語ると切り出した。

本体(ステラ)

世界〜〜​
世界ぃ〜
応答せよ

えー
私はDr.ベカパンク
しがない天才科学者だ

これから残すメッセージに皆驚くと思うがそれが世界の『真実』である

1109話 準備

いよいよ空白の100年について世界に吐露される‥はずが‥

翌話で即判明とはいかず‥更に回跨ぎへ
設定されたリミットは1時間‥改めて10分
ベカパンクの配慮で話を聞く為の準備期間が設けられました。

もともとはどこかの情報機関が拾いさえすれば翌日には世界中に拡散されるだろうというステラの読み。しかし情報自体に誰かの手が加わったら困るとシャカが諭しました。

録画画像には既に潰えたと思われる猫サテライトの正(シャカ)と知(ピタゴラス)が登場していた。前置きとして3人がやり取りを行って視聴者も興味を示している。正(シャカ)の的確なアドバイス。他サテライトやステラへ助言と指示を送るリーダー格は健在。

正(シャカ)

いやぁステラ
そんなに急に話し始めても
相手にも聴く準備というものがあるでしょう

本体(ステラ)

そんなものお前‥
どこかの情報機関が拾えば明日には世界中に拡散して‥

正(シャカ)

そう思いますか?
情報に誰かの手が入ったら?

本体(ステラ)

確かにそうじゃ
ではどうする?

正(シャカ)

この念波は世界中の海軍支部を中継して最大出力で強制的に配信します
音声の受信は電伝虫で可能ですが
映像電伝虫の準備となると
要する時間はそれぞれ‥
1時間のインターバルを取りましょう

海軍の科学班担当という事もあり電波ジャックなどお手のもの。海兵達はベカパンクの暴動を止める事は出来ない。

情報操作の危険性も当然配慮している様子。受け手側の事情も考慮して映像電伝虫を用意する時間もとった。ちなみにフーシャ村なんかでは映像電伝虫は用意出来ていない。

本体(ステラ)

1時間も長かろう
そうしている間に
この配信を快く思わぬ者達の妨害に遭うかもしれん
よしわかった。では受信準備のインターバルは10分じゃ
世界よ

あと9分半どうする?
発明でもするか?
私は忙しい

うかうかはしていられない。当然政府からの弾圧の可能性もあり1時間→10分へと短縮した。ここまでで30秒経過。

正(シャカ)

コーヒーでも飲まれては?
コーヒーを淹れるのに10分かかります

本体(ステラ)

飲めんじゃないか!!

知(ピタゴラス)

配信妨害の確率を算出します
メッセージ妨害の確率は限りなく低いですね

ピタゴラスが打ち出したデータでは配信を妨害するのは難しい事も示している。それこそベカパンクレベルの科学者がいなければ太刀打ち出来ない。

候補として欲(ヨーク)ならばこれを達成出来そうだが現状を考えると間に合わない。

10分のタイムリミットに対して世界政府が出来る事は非常に少ない。
黄猿とサターンがいたとてルフィ相手では確実とは言えない。
そもそも政府からしたらこのタイムリミットすらも信用出来るものではない。
ともなれば他のメンバーがやってきたのも自然な成り行きかもしれない。

圧倒的な戦力で弾圧するしか手段が無い。

1110話 残り7分

録画メッセージは更に流れる。妨害の可能性は低いが何か嫌な予感がするのかシャカが段取りを早める

正(シャカ)

ステラ‥それは?

本体(ステラ)

ん?人類の夢ベガコーヒーじゃ
これなら一粒水に落とすだけで瞬時に暖かいコーヒーになる

正(シャカ)

そう厳密に守るべき時間ではないですが
あと約7分待ったら始めましょう
中断させたいという者がいたとしても来れる距離ではないですが

1111話 残り6分

ルッチからマーズ聖への戦況報告にて時間経過が判明

ベカパンクの配信再開は6分後

着々とカウントダウンは進んでいく。
たった『10分』とはいえワンピースで言えば長い事この上ない。一体何話重ねるのやら。
この猶予が吉と出るか凶と出るか?
研究層をまるまる破壊されてしまえばおそらく仕組みもストップ。ベカパンクは本懐を遂げる事が出来ない。

10分経って暴露が始まっても実際には前フリがあるからなかなか核心までは辿り着かないでしょう。猶予10分とは言えど止めるまでにはアディショナルタイムがあるのでは?

1112話 残り1分

マーズ聖が研究層内に侵入してきた時点で残り4分

正(シャカ)

お飲みにならないんで?
ベガコーヒー

あと4分ですステラ

本体(ステラ)

熱かったんじゃ
猫舌なんじゃ

知(ピタゴラス)

シャカ
知ってて言うのはイジワルですよ

ここでパンクレコーズにおかれた配信電伝虫の存在に気づかれてしまう。マーズ聖が迫り残り1分となった。

正(シャカ)

ステラ
あと1分ですよ

本体(ステラ)

わかっておるわ
(ズズー)

1113話 スタート

いよいよカウントダウンは1分を切る。結局五老星はメッセージを止める事が出来ず。

本体(ステラ)

さてさてコーヒーも冷めぬ短い時間じゃったが映像電伝虫の準備はできたかのう

正(シャカ)

30秒前ですステラ

知(ピタゴラス)

世界に配信なんて少々照れますね

そして長かった前フリが終わり本題がスタート。
ここから世界の真実が語られていく。

本体ステラ

映像はいずれ世界をつなぐじゃろう
それは知る事であり
知られる不自由でもあるのじゃ

あー世界応答せよ
よし!では改めて
配信を始める

私は2つの罪を犯した
したがって捕まるか打ち首か
この映像は私の心肺停止と共に発信されるようプログラムするつもりじゃ

ただしこれをしっかり理解して聞いて欲しい
私を裁く者達が誰であれ
それが悪と説きたいわけではない

私は善悪は論じない
そうできるほど彼についてわかっていないのだ

これより話す事はあまりに信じ難く
失笑を買うかもしれない

じゃが皆には知っておく権利がある

結論から話そうか
この世界は海に沈む

あまりにも現実とかけ離れた結論‥しかしながら天才科学者の言葉に耳を傾けずにはいられない。

1114話 空白の100年

ここまでの引き延ばしが嘘かの様に一気に核心に触れる内容。これを聞く加盟国の国民はもちろん、読者達でさえも混乱してしまうボリューム。

私にとって少し未来の話になるが
この映像を撮り終えた後日
私の作ったセンサーと計算が正しければ
全世界を襲う異例の地震が起きるはず

それに伴い各地の海面は約1m上昇し
人が住めぬ様になる島もあるじゃろう
世界中の砂浜の消失も避けられぬ

もしこれが外れていたならば
この先の話は聞き流しても構わん

しかしそれが起きたなら
私の話をよく聞いて欲しい
その地震は『自然災害』とは言い切れぬ現象なのだ

既に録画されているメッセージ。しかしながらベガパンクはルルシア事件でのマザーフレイム発射に伴う大地震と海面上昇を言い当てた。これにて一気にメッセージの信憑性は高まった。

私はまがりなりにも平和を望んだ
しかしこれが一つ目の私の罪
永遠のエネルギーを夢見た
この世界を大きく未来へ進めたい一心で
私は太陽に近づき過ぎてしまった
順を追って説明しよう
この世界に何が起きようとしてるのか

ここから話題は空白の100年へと突入。一般市民はもちろん天竜人ですら知らない者もいる。

今より900年前から800年前にかけての100年間の話じゃ
実はそこにぽっかりと白紙になった歴史がある
これを『空白の100年』と呼び
その記録は全て掻き消されている

その途切れた歴史を知る術は世界中にひっそりと点在する『歴史の本文』と呼ばれる過去からの手紙を読み解くしかないのだ

しかし歴史の本文の解読は世界政府により固く禁じられておるのじゃが私は政府の人間でありながらそこへ踏み込んでしまった
これが2つ目の罪

この時点でもはや手遅れ。世界政府にとってはここでメッセージを阻止しても広がった波紋は止められない。

ある優秀な考古学者達の執念によって
受け継がれた文献と
いくつかの歴史の本文を私は解読し
可能な限りの研究を進めてきた
後悔などありはしない
歴史とは物語である
つまり私が知るのは不完全な100年間の物語
それを私の想像で補って話すわけにはいかんが
判明した事実のみを言い渡す

あれほど隠したかった。『ニカ』のキーワードですらあっさりと出てきた。そしてジョイボーイへ‥

この物語の主人公は
900年前にあるまじき高度な文明を持つ王国に生まれ
まるでエルバフに伝わる太陽の神ニカの様に伸縮する身体で戦ったという男
彼の名はジョイボーイ
この海で初めて海賊と呼ばれた男じゃ

1115話 200m

原始の海賊ジョイボーイを主人公とした物語

彼が何ゆえに海賊と呼ばれたのか
私の読んだ歴史の本文はわずかじゃが
そこに記されていたのはとてつもなく『巨大な戦い』の記録であった

ジョイボーイの敵は現在の世界政府
正確には世界政府樹立前の前進
20の王国の臨時共同体『連合軍』である

そうしなければならん程ジョイボーイの一団は堅固であったとも言える
そしてその戦いの火種がわからぬ以上
善悪でなく2つの思想がぶつかったと言っておく

クローバー博士の仮説を裏付ける様な事実
大方の予想通りジョイボーイは世界政府の前進と戦いを繰り広げ敗れていた

先に触れたがジョイボーイの生まれた王国は900年前とは思えぬ程
脅威的に文明が発達した国だったとわかった
この100年の戦争中に実在した兵器は現代の科学力を持ってしても作り得ない代物であった様だ

無論、天才の私を持ってしてもじゃ
問題はそこにある

空白の100年はジョイボーイの敗北によって幕を下ろした
その終焉は取り返しのつかぬ程巨大な戦争の爪跡を残して‥

天才をも驚愕させた圧倒的な高度文明
文言通りに捉えるならば古代兵器なるものもジョイボーイ側が発明した様に推測できます。

世界とは島と島を行き来するもの
航海は困難で自国の文化しか知らず一生を終える者も少なくない

この我々の持つ常識は1000年前の世界には当てはらぬ
空白の100年の中で起きた天変地異によって世界は一度海に沈んだのだ
我々は今かつての大陸の断片の上に暮らしてあるのじゃ

1000年前の世界は今、見る影もなく海底に沈んでおる
大昔‥世界には我々の知る由もない
いくつかの大陸があったと考えられる

それぞれが離れ、島々が点在する現在の地理にはカラクリがあった。200mもの海面上昇で大きな幾つかの大陸のうち高度な地区だけが頭を出して島となった。

もし過去と何も変わらぬ世界なら100年分もの歴史を世界の記録から消す事など不可能な事じゃが‥くしくもこれなら腑に落ちる

わずか100年間で海面上昇幅は実に200m
なぜその100年間に海面上昇は起きたのか
勿論不意の自然災害と考えるのが理所当然じゃが‥
私はこれを人為的災害と断言する

これだけの天変地異を巻き起こしたのが自然ならば
その初期災害が数百年単位で永続的な被害を世界にもたらして然るべき

気候学・地質学・環境科学・大気科学
全ての側面から計測してもたった100年で収まる様な変動ではないのじゃ

海面上昇の原因は古代兵器の起動。
今尚復活の時を待っており、巨大な戦いも終わってはいない様。

ならば原因は他にある
先日の世界規模の海面上昇を感知した時私は確信した‥
その原因と実在を

800年前に世界を海に沈めた古代兵器は
今なお現存し、それらは再び起動の時を待っておるのじゃ

つまり空白の100年に起きた巨大な戦いはまだ終わっておらんのだ


残るは古代兵器の詳細情報。そしてどうすれば世界が沈没から逃れることができるのか?ここまで話したからにはまだ手遅れではないはず。
天才によって世界が進むべき道が示される

1116話 ジョイボーイと古代兵器

私は深く謝罪しなければならない
だが知っておいて欲しい
これから発展する世界の産業の礎となる動力作りたかった
まだ未完成ではあるが私の研究の集大成『消えない炎』はやっと実用化にまでこぎつけた所
いつの日か必ず世界中の国々の生活を豊かにできる動力じゃ

しかしその炎がある日一欠片だけ盗まれた
全て私の責任である

炎を盗まれて約2週間後
ルルシア王国方面の空が激しく光り
王国は跡形も無く消えたという情報を得た
更にその後世界的な地震の予兆を観測

科学者として開発に誇りを持って言うが
そんな莫大なエネルギーはマザーフレイムを置いて他にない

私の生み出した炎が古代兵器を起動させてしまったのじゃ
どこの誰が実行したのか何も分からぬが結果は瞭然
私は多くの人命を奪う行為に加担した
重積を感じてる
申し訳ない

かつて世界を海に沈めた人為的災害は実行可能と証明された

古代兵器は過去に3つ存在し
ジョイボーイはそれを後世に受け継ごうとしている
そんなものを何故?
まだ沈め足りぬか?
誰が悪で誰が正義じゃ?

その全てが開示される日は来る
その時こそ世界沈没が危惧される時と私は警告する

空白の100年はまだ謎に満ちておる
しかしその全てを知った者達がいる
海賊王の一団である
歴史の全てを知った彼らはなぜ誰にも告げずに消えたのか?なぜ動かなかったか?

1117話 メッセージ終了

前フリより始まったメッセージは途中の休載を挟み大分長く感じました。次々と語られた世界の秘密。最後にDの名を持つ者へ向けたメッセージへ移行したところでメッセージが中断された。

締め括り

少々断片的ではあるがこれ以上話せば憶測になってしまう
最後に一つ伝言をさせてくれ
世界中に点在しているDの名を持つ者達へ
お前さん達の中にも‥