ワンピースネタバレ考察 【オハラ大勝利】エルバフの軌跡と巨大な王国の謎

ワンピースネタバレ考察 【オハラ大勝利】エルバフの軌跡と巨大な王国の謎

今回はワンピース最新情報。西の海に位置するロビンの故郷でもあるオハラに纏わるストーリーおさらいです。

エニエスロビー編の間に挟まれたストーリー
オハラ編と言えば聞こえは良いでしょうか?
391話〜398話
ちょうどコミックス1巻に収まるボリュームですが読者からの反響も多い人気エピソードとなりましたね。ロビンを語る上では外せない要素でもあります。

そんなオハラ編ですがここにきて再燃しております。きっかけはエッグヘッド島編でのベガパンクの談話によるものでした。
オハラを象徴するクローバー博士とベガパンク、ドラゴンがそれぞれ面識があるというビッグニュース

世間はおろか、読者までもミスリードされていた?

主要人物

オハラ編に登場する主要人物です。

ニコ・ロビン

オハラ ベガパンク現在麦わらの一味。滅亡したオハラにおいて唯一の生き残りとされその後も壮絶な人生を歩みました。オハラで考古学に触れやがて歴史の本文まで読める様に。

今も尚世界から注目を集める重要キャラです。

ニコ・オルビア

オハラ ベガパンクロビンの母です。
行動や境遇がどこかベルメールを思わせる優しき母。探索チームとしてオハラを出るも捕まってしまいます。なんとか脱走しオハラに戻りますが‥

クローバー博士

考古学の権威
オハラの学者達をまとめ指揮する存在です。世界的な地位も確立しています。元は冒険家の一面もあります。特に空白の100年に執着し研究した事で10回以上の逮捕と逃亡を繰り返しております。

サウロ

オハラ ベガパンク元海軍中将。任務途中でオルビアに出会い海軍のやり方に疑問を感じて脱退。
最終的には身を挺してロビンを守り逃しました。

 

スパンダイン

オハラ ベガパンク当時のCP9司令長官。バスターコール発動の起因となるゴールデン電伝虫を作動させた張本人。
ちなみに8歳のロビンに高額懸賞金をかけたのも彼の仕業です。息子のスパンダム共々オハラ、ロビンとは因縁深い相手。

オハラでの出来事

高い文明の王国、900年前

ベガパンクの話を聞いて、このフレーズで殆どの方の脳裏にクローバー博士の言葉が過ぎったのではないでしょうか?

遥か昔の文献と発見したいくつかの"歴史の本文(ポーネグリフ)"を読み解く事で我々はやがて一つの国の存在に気づいた‥

今はもう跡形もないが文献の上に浮かび上がったのはある巨大な王国の姿

全ての鍵を握るかつて栄えたその王国の名は‥

引用.ワンピース395話 オハラvs世界政府

肝心の王国名を言おうとした瞬間凶弾がクローバー博士を貫いた。

ワンピースにおいてもこれだけ歴史に精通する島は少ない。ここではオハラの研究者達が解き明かした核心に迫る内容や判明した事を簡単にまとめていきます。

1.歴史における空白の100年に関する研究(歴史の本文の解読)自体が世界政府の禁忌。破れば死罪。表向きには研究によって凶悪な古代兵器を呼び覚ます事を懸念しての理由です。

2.オハラにはクローバー博士をはじめ世界中から有能な学者達が集まっていた。

3.知的欲求、歴史を知り守りたい一心からオハラの学者達は禁忌に触れました。

4.政府にバレてしまったのは総勢33名の歴史の本文探索チームが捕まった事が原因。ロビンの母オルビアも一員でした。

5.世界政府は研究成果ごと根絶やしにすべくオハラにバスターコールを発動しました。(これには見せしめの意味も含まれていたとスパンダインは語ります)

ここからはクローバー博士の仮説も含みます。

6.砕けぬ石にテキストを刻むからにはそれを許さんとする敵がいた

7.敵はその後の歴史に生き残り、歴史の本文制作者は潰えた

8.空白の100年明けに誕生した世界政府が敵である可能性が高い

9.空白の100年そのものが世界政府によってもみ消された不都合な歴史

10.かつて栄えた巨大な王国は巨大な力を誇っていたが関連情報は執拗に消されている

11.王国の存在と思想こそが世界政府の脅威となり得る

読み直して思いましたがやはり過去編の情報量は異常。
特にオハラ編はたった数話の中に作品の核心が詰まっています。
実に15年以上経ってもまだ回収しきれてないってのは大作ぶりが伺えますね。

その存在をひた隠しにされてきたにも関わらずエッグヘッドに何故遺物が残っているのか?

オハラ大勝利 バスターコールその後

こちらはエッグヘッド島でベガパンクが話していた王国の存在とその敵について

1.22年前にロビンの故郷オハラが海軍のバスターコールで消された事はオハラがその王国の存在に気付いてしまった事が原因

2.空白の100年もはかつて存在した高度文明の【ある王国】と【20の王国】の戦いの歴史

3.戦いに勝った20の王国は現在の世界の創造主とされる。

4.ある王国の危険思想を何人にも継がせない為に歴史からその全てを葬り去った。

これらはベガパンクが辿り着いた仮説。しかしながらオハラも【王国】の存在に辿り着いていた事を考慮すると限りなく正解に近い。

そしてバスターコールを受けた後のオハラの真実

1.元々クローバー博士と面識のあったベガパンクはバスターコールから数ヶ月後にオハラを訪れました。

2.そこで見たのは悲惨なバスターコールの爪痕と湖に投げ込まれた文献。これは炎に包まれる全知の樹(図書館)の中で学者達が死にものぐるいで未来へと残した文献。

調査に来た海兵達ではこの文献の価値はわからなかったので処分する事もなく湖に残されていました。

3.この文献を拾い上げたのが巨人海賊団達。

ハイルディン、ゲルズ、ゴールドバーグ

そして率いるのは絶命と思われたハグワール・D・サウロ

巨人達はこの文献を故郷のエルバフへと持ち帰りました。

(サウロの生存についてはベガパンクは濁していますがほぼ確定)

4.後にベガパンクは秘密裏にエルバフへ行き文献全てを読破し記憶。これにて政府が消したかった歴史は紡がれる形になりました。オハラの大勝利

5.ベガパンクと時を同じくドラゴンもオハラを訪れています。目的はクローバー博士への花向け。この惨状を見て革命軍結成を決意しました。

サウロの生存然り、オハラの意志が生きていたという事実はなんとも感慨深い。これを聞いて思わず涙するロビンも印象的でした。