今回はワンピース考察。天才科学者ドクターベガパンクの発明の一つ『バブル』についてお話しします。個性豊かなサテライトの影に隠れて目立ってはおりませんが研究層でのデスゲームにて活躍。
遂には最強の人類とまで称されるパシフィスタの最新モデル『セラフィム』を一網打尽にして見せました。セラフィムの個体をまるまるとバブルで覆って自由を奪うベガパンクの兵器は脱出作戦の肝となるか?
セラフィムおさらい
七武海制度撤廃後の政府・海軍が誇る強力な戦力【セラフィム】
元七武海達を捕らえる為に早速出動したかと思えばエッグヘッド島編でも本格的に導入され、エピソードの見どころのひとつとなっています。S-ベアとマークIIIはビジュアル的には似ていますがセラフィム(S-ベア)が上位モデルとなります。
| セラフィム(新型パシフィスタ) | ||
| ミホーク | S-ホーク | ![]() |
| ハンコック | S-スネーク | ![]() |
| ジンベエ | S-シャーク | ![]() |
| くま | S-ベア | ![]() |
現在エッグヘッドで猛威を奮っているセラフィムは4体。全てが研究層ラボフェーズ内にて暴れ回っています。また、エッグヘッド島内にその姿はありませんが世界会議編の一コマでモリアとドフラミンゴをモデルにしたセラフィムもいました。

ご存知の通りセラフィムは命令無しでは動きません。発明者のベガパンクをはじめチップ所有者も命令権があります。以下、チップのイメージです。ルッチ達CP0はこれを持参してエッグヘッドに乗り込んできました。

| パシフィスタの威権順位 | |
| 1 | 五老星 |
| 2 | Dr.ベガパンク(サテライトと本体) |
| 3 | 戦桃丸 |
| 4 | 威権チップの所有者 |
命令を出来る者とその優先順位が上記の通り。威権チップを持てば誰でも命令可能だが上位の命令権を持つ者に上書きされてしまう可能性もあります。
CP0としてエッグヘッドに乗り込んできたルッチ、カク、ステューシーがこの威権チップを持っています。
ちなみに同順位者の命令上書きは無効。完全に早い者勝ち。
また、上位順位者をノックアウト(気絶)すれば命令を止める事も可能です。
1位のサターン聖(五老星)
2位のサテライトとステラ【ベガパンク】計7体
3位の戦桃丸
4位のルッチ、カク、ステューシー
やはりネックになるのがサターン聖の存在。ベガパンクより上位の権限はやっかい。しかし意外にも裏切り者欲ヨークによってセラフィムを止めれない状況と化しました。
発明【バブル】
バブルと呼ばれる特殊な泡を発明したベガパンク。これを攻撃や防御に応用し主に外敵用の武器として使っている。派生として3種類が出てきていますが総じてバブルと取り扱っています。搭載の仕方で若干呼び名が違う様ですが効力は同じ。
| バブルの応用 |
| 1.バブルガン |
| 2.バブルシールド |
| 3.バブルボール |
いずれもバブルを飛ばして対象に当てる事で効果を得る。本来は政府囲いの島とあって防衛線は最低限で済むはずなんですが空白の100年に手をつけた時点で政府とも揉める事を想定していたのでしょう。海獣兵器やフロンティアドームなど外敵対策の発明品も目立ちます。
特に今回の『バブル』はベガパンク本人に戦闘力が無くても効果的に使える仕様になっていると感じました。
防御と攻撃が一体となり覆ってしまえば閉じ込めることができる優れもの。S-スネイクもバブルを浴びて海中にいるかの様に力が抜けていました。
リリス曰くなんでもハネ返す最強のバブル

真っ先に思いついたのはルッチやカクと同じCP0のカリファの能力アワアワの実。司法の塔決戦直前に食べたのにも関わらず抜群に使いこなしていました。ナミも大苦戦した能力です。
| アワアワの実の特性 |
| あらゆるもの(能力・汚れ・身体の凹凸)等)を削ぎ落とすことができる |
| 生み出した泡を相手に触れさせれば力が入らなくなる |
| 水で泡を洗い流す事で効果も消えてしまう |
ハネ返すというと事に着目するならば全くの別物。スベスベなんかと同系統に分類されるでしょう。
対してバブルはどちらかといえばニキュニキュの実、バリバリの実なんかに近いでしょうか?

パシフィスタマークIIIはバブルを応用したバブルシールドで弾幕を弾き返していた。政府役人達までも伝わる技術で『最強の盾』と称されていました。
また過去のエピソードをなぞるとシャボンディ諸島のシャボンも比較対象になるでしょうか?そういえばエッグヘッド島編で注目を浴びている黄猿や戦桃丸も初登場し活躍した舞台。

こちらはヤルキマンマングローブと呼ばれる巨大な樹木より生まれた特殊な樹脂。あくまで自然の産物です。深海の水圧にも耐え得る特殊なコーティングにも応用されています。ご存知の通り冥王レイリーがサニー号にコーティングを施し、一味は深海の魚人島へと向かっています。
アワアワの実よりはこちらの方がまだ近いでしょうか?
海と同じエネルギー
敵を迎撃するイメージがありましたがこれを水牢の様に応用

バブルの中にセラフィムを閉じ込めてしまった。バブルシールドと同じ素材の【バブルボール】がこれである。
基本は威権順位に基づいた命令でしか操る事のできない絶対服従のセラフィム。物理的に倒すにしても強固でルナーリア族の特性に加えてモデルの血統因子が搭載されており単純に強い。
新世界においても上位クラスのルフィとゾロを持ってしても手に余していた様に見えました。壊すって事を倒すとするのであればかなり難易度は高いでしょう。
それを考えるとバブルボールでの捕獲はかなり理に適っている。発明の親ベガパンクもこういったシチュエーションを想定していたのでしょう。威権順位による穴を突かれた際にはバブルで捕獲というのが対処法として準備されていたっぽい。
こういった『備え』を見ると世界政府や欲の裏切りに対してもなんらかの対策がされているのではと期待してしまう。
本体ステラ
その『バブルボール』の素材はパシフィスタマークIIIに搭載した砲撃をも凌ぐ『バブルシールド』と同じ素材
成分に海のエネルギーが配合してあり能力者を捕らえておくにはこれ以上ない兵器である
これまでにも海軍の船に海楼石を散りばめて海王類から身を守ったりと応用技術を見せているベガパンク。
今回のバブルボールにも【海の成分】を配合することで能力者の自由を封じる事に成功しています。大々的には海楼石とは明言されていませんが特徴的には間違いないでしょう。
セラフィム自体にこのバブルが搭載されていない事を考えるとやはり対抗手段として敢えてとっておいたという事だろうか。
ちなみに4体のセラフィムは能力者と同等の扱いとなります。ベガパンクの科学力を持ってすれば能力者本人の血統因子があれば超人系パラミシアの能力は再現可能。グリーンブラッドと呼ばれる特殊な血液を投与する事でセラフィムにも搭載しています。
ミホーク 、ジンベエなどは非能力者にあたりますが固有の戦闘術は再現が難しいはず。剣術、魚人空手といった特殊なムーブを再現する為に同系統の超人系能力が使われています。ダス・ボーネス(スパスパ)、セニョール・ピンク(スイスイ)といずれも海軍に捕まった際に血統因子を採取されたのでしょう。

イメージカラーイラスト。かなりグロいけど人間にも搭載可能なんだろうか?ここまでは本家の悪魔の実と比べて遜色は全くない。副作用の様なデメリットも感じません。本体がルナーリア族の耐久性に加えて黄猿のレーザーも込みと考えるとセラフィムの恐ろしさが伝わるでしょうか?
| S-スネイク | メロメロの実 |
| S-ホーク | スパスパの実 |
| S-ベア | ニキュニキュの実 |
| S-シャーク | スイスイの実 |
スモーカーの十手の先に仕込んだ海楼石程度でも能力者にとっては死活問題。これだけ大きなバブルとなると単にかわすのも難しそう。機動力も決して低くないセラフィムをも捕らえてしまうわけだから対能力者兵器とベガパンクが豪語するのも納得。海楼石応用技術の最終形態といったところか。
この出会いをきっかけにトリッキーな武器や兵器を活用して戦うフランキー、ウソップ、ナミなんかにもこの科学力が還元できれば対能力者との戦いにおいても大きな力となりそう。特に現状では大幅なパワーアップ要素がないウソップとナミには期待できるでしょう。
ラスボス候補の黒ひげ海賊団はじめとし、最終章の強敵達はとにかく能力者が多い。一味の下位層の補強は必須ですからね。




盤石には見えますがもしかするとバブルにもまだ穴があるのかもしれません。それほど都合良く強力な発明。閉じ込められた本人が中から脱出というのは難しそうですが外にいる別の人からしたら案外簡単に割れるのかもね。

また、他作品を例に挙げると水牢の術なんかもありますね。NARUTOの初期の頃に登場した割と原始的な技ではありますが対象者から完全に自由を奪うというのが強力でした。



