ワンピース考察 ガープ最強【でなければわしゃァ、サカズキを殺してしまう】は本当だった
今回はワンピース考察。海軍の英雄ガープとサカズキのパワーバランスについて
1.そうやってワシを押さえておけセンゴク
でなきゃわしゃサカズキを殺してしまう
2.貴様の頭をカチ割ろうとサンドバック代わりに山を8つばかり粉々にして鍛えて来た
【すぐに船壊すからやだよアンタ乗せるの】
引用.ストロングワールド入場特典ワンピース0巻より→おつるのセリフはネタや嫌みでもなくガープの本気の戦闘時の被害を心配してたのか…
黒ひげ海賊団ティーチが元締めの海賊島ハチノス
誘拐されたコビーを奪還する為にSWORD隊員を率いて乗り込んだガープが大暴れ
神格化されていた伝説の男が遂にベールを脱いだ
ハチノスを壊滅せんとする一撃は圧巻
拳骨衝突【ギャラクシーインパクト】
前回描かれたシャンクスの神避ともなんら遜色無い
その気になればサカズキをも伏せてしまうのはなんら間違いではなかった。
↓イメージイラスト
ガープがサカズキへと制裁する世界線
更にハチノス決戦では元弟子であり元海軍大将ながら黒ひげ海賊団へ加入したクザンと激突
強烈な海底落下(ブルーホール)を叩きつけた
その後は黒ひげ海賊団の幹部陣を相手に1人で戦い抜きます。シリュウの不意打ちで重症を負い劣勢に立たされてしまいました。
惜しまれる一撃。復活したクザンとの拳の交錯は相打ち。
ここからも弟子コビーの覚醒の呼び水となる様に時間稼ぎ。力を振り絞り
拳骨唐竹割 ギャラクシーディバイド
で島と一体化したピサロを殴りつけました。
最後は力及ばずクザンらに囲われてしまいましたが伝説の英雄に恥じない無双ぶり。
覇王色論議
これまでは【ビブルカード】によって武装色、見聞色の覇気の使い手であることが判明していましたがハチノス決戦でのの攻撃を見ると覇王色も所持している可能性が高い。
覇王色纏いを思わせるバリバリのエフェクト。威力や周りへの被害を考えると十分にあり得るでしょう。
しかしながらハチノスにいたモブ海賊達、海軍の面々からは覇王色を明言する様なシーンがありませんでした。
基本的には雑魚キャラが泡を吹いて倒れるor周りのキャラの覇王色明言を持ってして認定されますので今回それが見られなかったという事は判断が難しい。
英雄ガープの実力
突如湧いた
ガープvsティーチという図式
予想出来た人は殆どいないのでは?海軍の英雄と四皇の一角。ある意味当然ぶつかるべき同士なんですがこのカードになるとは‥‥
【あいつとあいつ】尾田先生が昨年末のジャンプフェスタで語っていた投げかけがこんなに早く来るとは嬉しい限り。
言わずもがな現存キャラの強さ議論で上位に名を連ねるティーチの実力は折り紙つき。互角に渡り合える者を探すのだけでも難しいでしょう。四皇海賊団としての組織力をとってもズバ抜けています。
対して
モンキー・D・ガープ
こちらは実力の判断が難しいキャラでもあります。
ウォーターセブンでの登場ではルフィ達麦わらの一味への攻撃
引用.ワンピース438話より
砲弾を素手で浴びせる【拳骨隕石(ゲンコツメテオ)】さらには砲弾100発連続で投げる【拳骨流星群】海戦でこれは強力。ガープの腕力が伺えますね。マジで脳筋‥
頂上戦争ではセンゴクと共に後方へ配置強敵を跳ね除けました。海軍が誇る2大巨頭の存在感は抜群。機動力、戦闘力共に高いマルコもエースに近づけさせず一蹴。幻獣種とは言えこうもシャットアウトするとはさすが。ちなみにこの頃は覇気の要素が薄らと見えて来た頃でした。
引用.ワンピース571話より
現代での戦闘シーンは少ないですが過去編などでは名だたる強敵と死闘を繰り広げました。
vsドン・チンジャオ【勝】
八宝水軍率いる錐のチンジャオ
宝玉氷床と呼ばれる分厚い氷の大陸を頭突きで割いて見せる必殺の【錐龍錐釘】
この頭を拳骨(ゲンコツ)で伏せたのがガープでした。
同じく719話より引用
ウォームアップがわりに山を砕く破天荒ぶり
vsロックス・D・ジーベック【勝】
ここからは共闘のパターン。組織同士の戦いとあって複数人絡んでおり実力が計りかねます。しかしながら通称ゴッドバレー事件を機にガープが海軍の英雄と呼ばれる様になりました。
あろう事か海賊ロジャーと手を組むという邪道。しかしながらロックスを滅して天竜人と奴隷達を守り抜きました。
vs金獅子シキ【勝】
こちらは映画ストロングワールドより大物金獅子をセンゴクと共に討ちました。
とはいえこの3者の戦いはマリンフォードを半壊させるまでに至りました。
他にも歴代のトップ1.2と称される白ひげ、ロジャーとも同時代互角に渡り合う海軍の象徴として君臨
剣術、悪魔の実
どちらの要素を兼ね備えておらず単なる武術と覇気にて海賊を滅する様は圧巻。
本当の意味での生身最強はガープという声も少なくありません。
サカズキを…
頂上戦争
マリンフォードにおける有名な一幕
引用.ワンピース574話より 【ポートガス・D・エース死す】
作品でも随一の神回。バッドエンドではあるがそのラストシーンではルフィの義兄であるエースがサカズキに胸を打ち抜かれてしまった。
自然系ではありながらメラメラ(炎)とマグマでは完全に優劣が決し、結果的にこの攻撃で内蔵をも焼かれたエースは尽きた。
直接的な原因となった当時海軍大将のサカズキ(赤犬)
我を忘れて怒りのままにサカズキに襲い掛かろうとするガープを必死に止めたのが当時元帥のセンゴクでした。
ガープとエースの血筋
ご存知共にDの忌み名を持つ2人ですが実の血縁関係ではありません。
父 ゴール・D・ロジャー
母 ポートガス・D・ルージュ
の元に産まれたのがエースです。
引用.ONE PIECE 56巻 189ページより
処刑の直前にロジャーが託したのがガープ。
海賊と海兵の関係にありながらも幾度となくやり合った2人の信頼関係は築かれていました。
これを受け入れたガープは鬼の子を育てあげ、エースに対して孫や息子といった感情も芽生えていた筈です。
そんな経緯もありサカズキに激昂するのも納得。
エースが拿捕され処刑執行が決まってから決戦中も必死に感情を押し殺していた事でしょう。
ガープ>サカズキ?
頂上戦争では白ひげ海賊団相手に無類の強さを見せつけたサカズキ
マグマグの実 マグマ人間
最強とされる自然系(ロギア)の中でも一際目立つこの能力
オーブンのネツネツの実
エースのメラメラの実
比較能力はいくつかありますがサカズキのそれはまさに最強でしょう。
この頃はまだ覇気の要素も薄く、能力至上主義のパワーバランス
正直、ガープの発言も誇張されており実際にはサカズキの方が強いんでは?という声が多かったです。
海軍最強戦力のサカズキをも殴り倒してしまうとしたらガープの強さも本物。
実際のところ戦闘力は評価しづらい