ワンピースネタバレ考察【黄猿vsルフィ】引き分け決着からの再戦!!ここで海軍大将を倒す

【黄猿vsルフィ】引き分け決着からの再戦!!ここで海軍大将を倒す

今回はワンピース最新情報。シャボンディ諸島、マリンフォードを経て2年ぶりにエッグヘッドで激突。猛威を奮うサターン聖を他所に白熱の名勝負!!

一旦格付け終了、消化不良かと思いきまだ早い

エッグヘッドを舞台にした両者の激突まとめ

海軍大将の評価

トップである元帥の下の役職に位置し実務を担うポジションとしては実質上のトップ。現場に出撃してくる戦力としては海軍の最高峰です。そこらの海賊であれば出会す機会もそうそうはないでしょう。そういった意味ではルフィは運があるのかないのか?

海軍組織における役職
元帥(海軍トップ)
大将(総督)
中将
少将
准将
大佐
中佐
少佐
大尉
中尉
少尉(海軍将校)↑
准尉
曹長
軍曹
伍長
一等兵
二等兵
三等兵(新兵)
雑用

四皇をはじめ強さのインフレが目立つ最終章においては少し実力が軽く見られているが計り知れない。

作中の新旧大将達
クザン
ボルサリーノ
サカズキ
イッショウ
アラマキ
センゴク
ゼファー

映画登場のゼファーを含めると新旧の大将は7人。初期の赤犬サカズキ、青雉クザン、黄猿ボルサリーノの印象が強いでしょうか?

イッショウとアラマキに至っては頂上戦争後の世界徴兵にて新任。

センゴク登場時が元帥でしたが昇進の過程で大将も経験している。同格として引き合いに出されるガープは大将の昇進を蹴っていると思われます。

ルフィと大将

引用.ワンピース320話より

ルフィが最初に出会したの青キジことクザン。
ロビンが目当ての接触でしたがロングリングランドにて一味は壊滅の危機に陥りました。
ルフィ、ゾロ、サンジのトップ3が束になっても子供扱い。決闘という形で運良く逃がれはしたもののここで終わってもおかしくなかった。

ルフィ 黄猿

続いては黄猿ことボルサリーノ
シャボンディ諸島ではレイリーとくまによって難を逃れた形になりましたがその後のマリンフォードで再会

エース救出の為に進軍するルフィの前に黄猿が立ちはだかりました。覇王色の素質こそ見せたもののこの頃は自然系に触れる事もできず。更には圧倒的なスピード差に対処のしようがありませんでした。

赤犬こと現在の元帥サカズキ。更にマリンフォード頂上決戦の終盤では執拗に狙われます。ジンベエ、エースらの助けで一命はとりとめたもののトラウマとして心の傷が残る上に身体にも大きな傷が残りました。

マインドクラッシュで意識は無い状態でしたが例え万全でも結果は明らかだったでしょう。敵う道理が全くなかった。

ここまでが覇気習得前のルフィ。運良く他者の助けで逃げ果せたものの実力差は顕著でした。

こちらは2年後。ドレスローザにてドフラミンゴ討伐を果たした後の絡み。新海軍大将藤虎(イッショウ)

賽の目に天運を託しルフィ拿捕を心に決めるもどこか迷いが見える藤虎、対してルフィも盲目の藤虎に遠慮し攻撃を宣言しながらという茶番劇。当然実力差は測れないものの2年前から考えると期待感は段違い。

そしてワノ国終盤。気配こそ互いに感じていたでしょうがここでのコンタクトはありませんでした。ワノ国の侍達の自力に期待して外敵対応を託して見守っていたルフィ。結局のところ緑牛(アラマキ)はシャンクスの覇気に牽制されて退散しました。

エッグヘッド黄猿戦

さぁ、エッグヘッド編。【ニカの能力】を覚醒させ満を持しての大将戦。覇気も高次元でコントロールし今までにない程の能力の自由度、規模を誇ります。黄猿のピカピカに対しても見劣りはしないでしょう。

胸高なる一戦はシャボンディ諸島、マリンフォード以来の再戦となります。まずは挨拶代わりの一撃。やや不意打ち気味でしたが自然系ロギアの実体に触れる事で成長が見てとれたでしょう。

100倍

四皇、海軍大将
新世界の情勢占う大物同士の激突

やあ 久しぶ‥

研究層ラボフェーズへと侵入する黄猿を止めにかかるルフィ。言い終わる前に挨拶代わりの蹴りで牽制。ベガフォース1の移動時間を稼ぎます。そこまで驚く事では無いが自然系ロギアの実体をきちんと捉えている。2年前はノーチャンスだったがこれだけでも黄猿を討つ可能性は出てくる。

ルフィ

黄猿! おれ達は2年前より100倍強ェぞ!

確実に詰まった実力差。はたまた追い越してしまったか?黄猿としても本気で対処しなくてはいけない四皇案件。シャボンディ、マリンフォードと格の違いを見せつけられた相手にこれだけ言ってのけるにはルフィ自身も成長度合いに手応えがあるのでしょうね。

ルフィ

黄猿!!おれ達は2年前の100倍強ェぞ!!

ルフィが海軍の最高戦力に言い放った言葉は何ら嘘では無い。覇気を高次元で扱える。ニカの能力覚醒。マリンフォードでの交戦から考えるのであれば100倍と言う表現も妥当に思える。

それほど格段に成長したと言って良いでしょう。そしてルフィは己のみならずクルー全員を指して発言しています。2年前時点でもともと強かったジンベエもこれに含まれるでしょうかね?
期待感高まるセリフ。

シャッキー 100倍

そういえばどこか聞き覚えがあるこのセリフ。多くの方がフラッシュバックしたのではないでしょうか?新世界の玄関口ともなっているシャボンディ諸島にて世界情勢をよく知るシャッキー(シャクヤク)が当時はルーキーだった麦わらの一味を指して揶揄したセリフ。

このタイミングでは何がなんやらの状態でしたが直後に老いたレイリーが見せたオークション会場での覇王色、現役海軍大将黄猿相手に奮闘とシャッキーのセリフを裏付けました。

ワンピース1092

黄猿、戦桃丸、くま、ボニーとシャボンディ諸島編に登場していたキャラも多い事からオマージュが囁かれているエッグヘッド編。それもあって【100倍】が思いっきり重なって見えた。

さて、ここからは強さ議論と比較

ルフィの懸賞金比較
2年前エニエスロビー後3億
ワノ国終了後30億

懸賞金の推移で言えば単純に10倍。
とはいえ歴代最高額のロジャーを上限と考えると56億程度。3億→30億の成長は相当な成長幅です。

2年前の交戦ガード
黄猿vsレイリー
黄猿vsマルコ
黄猿vsベックマン

またシャボンディ〜マリンフォード辺りの2年前の代表カードを3つピックアップしてみましょう。当時のルフィより100倍強いとされる冥王レイリーを基準として黄猿はほぼ互角。その黄猿とマリンフォードである程度渡り合ったマルコ(白ひげ海賊団)とベックマン(赤髪海賊団)も遠からずな実力を備えていると思われます。

マルコ→13億7400万

すでに一線を退いてる感もあるマルコ。ワノ国では百獣海賊団とビッグマム海賊団相手に奮闘し新世代をフォローした。懸賞額も判明しておりこれも指標とできます。
神格化されているレイリー、今尚最前線で戦うベックマンはこれより多い額だと予想できるでしょうか?

レイリーvsティーチ正面からは勝てやしない
ティーチの懸賞額39億9600万

ここで少し飛躍しますが四皇黒ひげティーチを引き合いに出してみます。先のアマゾン・リリーにおいては暴れるティーチをレイリーが制止しました。抜群の抑止力は健在ですがレイリーからティーチへの評価は年を取った今となっては勝てないという判断。勇退後のレイリー評価は30億程度かと思います。

こちらは黄猿の懸賞額について。まず指標としてクロスギルドより海兵にかけられた懸賞金を参照。

ガープ 懸賞金

クロスギルドの評価額
海軍大将30億
ガープ30億

これまで評価が難しかった海軍の強さだがクロスギルドのおかげで新たな楽しみが出来た。海軍大将は30億ベリー。面白い事に四皇ルフィと同じ額となっています。(例外としてガープは中将ながら30億の評価となっています。討伐時の世界への影響を考えての事でしょう)

ルフィvs黄猿もかなり面白い事になりそう。

更にはギア4へと変身し【スネイクマン】で捲し立てます。途中で攻撃角度を変えて多角から黄猿へと襲うパンチ。カイドウ戦でも見せましたが見聞色の達人を持ってしてかわすのが難しい攻撃。ドフラミンゴ戦から練磨していた新世界に入ってからのスタイルですが黄猿はこれを初見で捌きます。

普段から光速での移動で肥えている黄猿の動体視力。攻撃速度だけが目立っていますが防御でもしっかりと活かされています。単純に戦闘体術も高い次元でしょう。
加えて戦桃丸より一枚上手のガード。
カイドウほどのタフネスは想像できませんがスピード重視で黄猿を崩すのは難しそう。

ギア4<黄猿

両者の本気度が判りづらいので単純に比較できませんが少なくともギア4ですんなり倒せる相手とは思えません。

確かにカイドウを破った男
手強いね

しかしながら黄猿はルフィの成長を認めている様子だ。当然ながらルーキーという扱いはさらさらなくあくまで四皇、30億の男。

バウンドマンに比べると破壊力こそ劣るものの自在のホーミング攻撃とスピード重視のスリムなシルエット。卓越した見聞色の覇気を合わせてしまえば並の者では追いつかない。新世界でもルフィを支えた形態。

スネイクマン使用相手
カタクリ
バレット
カイドウ
トットムジカ
管理人
ギア4では倒せないからギア5を出したと映っても仕方ない。ただ、ルッチ戦を考えると通用しないのも込みでスネイクマンでコンタクトしたのかもしれない

連打で疲れるルフィを他所に、肉眼で捉えきれない距離までエスケープ。その距離を活かして助走し加速

加速は力

単純な蹴り技ではあるがルフィとの違いを示している様にも見える。ルフィとて見聞色の達人。それでもかわせないとなるとやはり黄猿を褒めるしかない。

そして一度は吹っ飛ばされたルフィ。バリアに刺さりながらもあっさりと帰還。カイドウ戦で見せたギア5、巨大化。

ルフィ 黄猿

黄猿の実体を掴んで見せた。

出たか‥これが‥

黄猿もニカ覚醒の情報は持っていたらしい。しかし実際に対峙するのは初。完全に体を拘束され焦っている様に見えます。

黄猿の心情

ベガパンク、戦桃丸、ボニー

海軍大将の地位はあれど黄猿にとっては辛い任務となっている。世界の禁忌に絡む内容、五老星の出撃。代わって貰おうにも過去に類をみない大事件。古株大将の黄猿が行くのは当然だろう。

既に戦桃丸を手にかけた黄猿。1092話でもその苦しい心情が見えた。

黄猿

殺したいわけないでしょうが長い付き合いなんだ
だから邪魔しねぇでくれ

任務以外で知り合いを傷つけさせねぇでくれよ

わっしだってキツイ任務、長引かせたくない

甘さというにはあまりに酷か?ここまで人間らしさが垣間見れるとは意外。しかしながら麦わらの一味からしたら完全無欠の海軍大将を堕とす為に狙いたい隙とも言える。

戦桃丸の男気に応えるべく順序を守っての入り口からの侵入。遠回りは今のところこれだけ。開幕から1人で侵入し要所を抑えつつ最速、最低限の仕事で標的ベガパンクを眼前に捉えた。

さすがは黄猿の実力という見方も出来るが旧友達の存在で四皇海賊団相手に焦ってる様にもとれる。

今回の失態は黄猿と言えども許されないだろう。どこまで非情になりきれるか?

作中最速

レーザーに代表される黄猿のピカピカの実の能力。しかし特筆すべきはこのスピードでしょう。見聞色を持ってしても捉えるのは容易では無い光速の移動中。

八咫鏡【ヤタノカガミ】

目標を射程圏に捉えればあっという間に距離を詰めてしまいます。海獣兵器シービーストウェポンの間を縫って見事にエッグヘッド島侵入。そのまま戦桃丸を下してフロンティアドームのバリア層も攻略して見せました。

移動だけでも絵になる能力。自然系の中でも特にわかりやすくそれでいて有能。

散り散りになっていた麦わらの一味だがそれらとコンタクトしつつあっという間に標的へ急接近。ルフィに止められはしたもののあと一歩というところでした。

1人での打開能力だけ見ても圧巻。四皇海賊団相手にこれだからやはり海軍大将は底が知れない。
どれだけダメージを与え様が、どれだけエスケープしようがこの脱出作戦において最後まで油断ならない障害となりそうです。

コメント
ギア4+覇王纏いでカイドウ相手に善戦していたのに黄猿にはまるで通用していないな。黄猿がセラフィムを数体引き連れてワノ国に乗り込んだら壊滅出来たろ

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カイドウが未来視使わないと見切れなかった攻撃を至近距離で全部防いでるから戦桃丸の師匠だけあってガードの技能は相当強い

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正直カイドウ戦の最後の方のニカルフィなら速攻で黄猿倒せそうなんだよな。いつも笑うニカだけどマジ顔になったとき(ヴァジュラングガン)はさらに強くなってる印象
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未来予知はカタクリとシャンクス、あと集中してる時のルフィとカイドウくらいじゃない?
前者2人は戦闘態勢の時は常時に近くて、後者2人は集中して使おうと思った時だけ使ってる
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ルフィが手強いとみるとふっ飛ばして最優先のベガパンクのところにいく。ボニーは昔の馴染みでふっ飛ばして危険な場所から遠ざける。黄猿の行動は人間味があって良い
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ギア4じゃ黄猿に勝てる気配ないの見るとやっぱルフィってまだ能力頼みなんやな感が。全力の覇気でぶつかっても余裕の顔されてるやん
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大将を弱いと言うつもりはないけどシャンクスなら絶対食らわない攻撃なんだよな。あいつ知らなかったキッドのレールガンすら予測して数秒以上先の未来を予知してたし

続・白いドーン

エッグヘッド編ではギア5形態での技も定まりつつある。

白い鞭
白いロケット
白いスタンプ

これまでの【ゴムゴムの〜】に加えて。既存の技をアップデートした【白い(ドーン)】が目立っています。

ルッチ戦で見せた鞭とロケットに加えて、黄猿戦ではスタンプも披露した。

可動域や自由度が上がった事で結果的に威力や命中度も向上しています。
初期からの主戦技もこれから更に出てきそうです。

2年前には手も足も出なかった黄猿相手にもとにかく楽しそうで自由な戦い。
真剣に戦ってるようには見えませんがこれがルフィの最高峰のスタイル。

ちょくちょく被弾はしていますがダメージは見てとれません。攻撃にばかり目がいきますが単純に防御力も上がっている様です。

カイドウ戦でも余裕がある様に感じましたがまだまだ引き出しもあり底が見えない。

白い鞭(ドーンウィップ)
vsルッチ

vs黄猿

白い鞭

白いロケット(ドーンロケット)


基本的なスタイルこそは同じですが速度に耐える為のゴーグルを即興で再現してしまうあたりは面白い。

白いスタンプ(ドーンスタンプ)

白いスタンプ
うまいことかわされた形ではあるが迫力抜群のスタンプ。リトルガーデンでMr.3に放っていた頃から考えると大分昇華されている。

太陽と光

ルフィ、黄猿
ここまでの戦いぶりを見ていると両者の系統は比較的似ていると感じます。

ピカピカの実光人間自然系
ヒトヒトの実太陽の神ニカ動物系

特に感じるのが流動的な実体と自由度。
悪魔の実の能力をここまで使いこなした両者のバトルは高次元。

ルフィの自由な発想を思い通りに実現するニカの能力に対して、黄猿も全く退けを取らず応戦しています。

カイドウ動物系
ルッチ動物系

ギア5はここまでの2戦は動物系が相手。
自然系の黄猿相手に圧倒してこそ最強。真価が問われましたが個人的には黄猿の株を上げている様に見えます。

ルフィと同じくまだまだ底を見せぬ余裕ぶり。
任務優先という事もあり真っ向勝負はせずにあくまで本体ステラ狙い。
光の分身でルフィを見事に出し抜きました。

まいったね~
おいおい
お手柔らかに~
頼むよォ~
海にィ~
落ちるね~

発言をみてもまだ余裕はありそう。ルフィとしてはいい様にかわされている印象。当然真っ向勝負をしても強いキャラではあるがこうやって奇抜な戦い方をされると更に難しい。

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ルフィはふざけてるだけでスイッチ入ったら黄猿じゃすぐ手に負えなくなるわ、ゾロの戦い観賞してる様な余裕だし、余裕と言うよりかはそれほど真面目に黄猿を相手にしてない
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光を意のままに曲げれて無数の弾丸みたいにして発射できるだけでもすごいのに、その弾を自分自身に変えて実質分身できるの強くないか?海ポチャ回避といいやはり大将だけあって結構なんでもありだ
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「(海に)落ちるねぇ~」とか言いながら何もない空中で身体翻して方向転換する黄猿、無敵かよ。ニカルフィも似たような感じだけど

ルフィ 黄猿

出来れば不意を突いて捕らえて決め切りたいところ。一度捕獲しながらもただぶん投げただけで終わったのはよく無かったと惜しまれる‥ここからある程度痛みつけダメージを重ねる必要があるか。

実際のところ戦前の予想では黄猿の評価は少し微妙だった。【ルフィの楽勝】なんて声も多かったと思います。しかし蓋を開けてみれば拮抗した勝負。特にスピードにおいては明確に黄猿に分があると思います。

また、どちらも黒ひげのヤミヤミとは対比になる関係性。エッグヘッド島での絡みがあるかはわからないがどちらとコンタクトしても面白い。

不完全燃焼

エッグヘッド編の注目カード

ルフィvs黄猿
ゾロvsルッチ

サターン聖の参戦は残しているものの一応これが目玉となっている。各々が人気もあり強さ論議にも花が咲くキャラ達。
しかしながら読者としての不安点は【誰が負けるか】というところ。
正直4人とも負けるイメージが沸かない‥
唯一退場しそうなルッチもいるがここまで擦り倒している事を考えれば尾田先生のお気に入り。

大きな役割とまではいかないものの最終回付近まで絡んでくるのではないでしょうか。

そうなると2カードとも盛り上がったところで終了という後味悪いラストが待っている気がしてならない‥

今回の海軍・政府側の任務はあくまでベガパンクの抹殺。
逆にルフィ達はベガパンクを守り脱出する事。

敵から逃げたり、出し抜ければ必ずしも決着をつける必要が無いってのも特徴です。
せいぜい新技のお披露目程度で終わってしまいそう‥

ルッチはともかくここでの黄猿退場はどうなんだろうね‥マザーフレイムやセラフィムなんかの代替え戦力はあるものの海軍大将はやはり偉大。敵ながら陥落されるのもなんだか悲しい。

黄猿決着?

サターン聖登場まではエッグヘッド編の山場として注目されたルフィvs黄猿。
ジャンプ本誌の表紙も飾りボス候補としても話題に挙がった。

ベガパンク、戦桃丸、ボニーと旧知の人物との関わりも加えて黄猿の人間らしさが描かれており違った意味で人気も上がった事でしょう。割と嫌われがちなキャラでしたが戦桃丸との絡み辺りから好きになった方も多いのでは?
任務遂行と仁義の狭間で揺れる心情描写はこれまでにはあまり無かったパターンでしたね。まだ、ベガパンクの味方に寝返るんでは?という希望も捨てきれない。

もちろん肝心の戦闘力に関してもやはり健在。カイドウを倒した新四皇、並の相手では務まらないニカverルフィ。思い描いた奔放な戦いを具現化出来るチート能力に対して全く退けをとりませんでした。
ベガパンク達を狙いつつもしっかりとルフィの攻撃を否して効果的にルフィを遠ざけました。改めて知るピカピカの実の恐ろしさ。

作品一と言っても過言で無い程のスピード地獄はルフィの見聞色を持ってしても捕らえる事は難しく、それでいて移動範囲が広大。
特にフロンティアドームのバリア突破は黄猿の能力と体術があったからこその成果です。
エッグヘッド事件と聞いて大将陥落の可能性も考慮していましたがほとんどの読者の方の予想を上回る活躍だったのではないでしょうか?

そんな黄猿とルフィの名勝負。お互いまだ余力と余裕を持って楽しそうに戦っていた印象でしたがかなり全力に近かった様です。そこまでシリアスムードは無く余裕を持っている様に見えたんですがね‥

互いに拮抗し決定打に欠ける展開となったがひとまずこれで打ち止めとなりそう。

限界を迎えたルフィと最後の最後で効かされた黄猿。
ある程度1対1で向き合える状況は今後少なそう。両者守るものが多い上にサターン聖の乱入ときて更に混沌としてきた。

ゴムゴムの白星銃
先に限界を迎えたルフィ。最後の力を振り絞って放ったゴムゴムの白星銃がモロに黄猿の頭部にヒット。光透過で効いていない様に見えますが本人の発言通りかなりの痛手だった様です。ゼファーに指摘された事もある様に能力に頼り過ぎ?肉体の強さが足りないのか?

ターゲットベガパンク、同じくダウン中のルフィ、降り立ったサターン聖を前に身動きがとれない程の疲労とダメージ。

作中でここまでグッタリする海軍大将の姿も初めてでしょう。大体は交戦して終わりってパターンでしたが今回も勝負はお預けの形。
線引きとしては

海軍大将=四皇

相性次第の勝負ではありますが一つの目安として楽しむのはこんなところです。
やはり新世界の最終章においてルフィ一強ではチームとして生き残れない。
ワノ国で出し切ったかに感じるクルーの成長もまだ足りないのかもしれません。

とは言えルフィにとってはもう少しで大金星。2年前からの成長は明らかで100倍発言もまんざら嘘ではありませんでした。リベンジの成果としてはまずまずではないでしょうか?

エネルギー切れでダウンのルフィ、白星銃被弾でダウンの黄猿。ダブルノックダウンで動けずの状態をどう評価するか?読者の受け取り方で少し変わるでしょうか?(サターン聖の能力起因で両者共動けないんでは?なんて意見も頂きました)

ルフィって悪魔の実の能力【ニカ】に頼ってすぐバテる今より、流桜を身につけてノーマルフォルムでカイドウと戦ってたときのが圧倒的にカッコよかったような。これは好き嫌いが分かれるけれど能力一辺倒な展開と弱点が露呈している現状だと覇気のぶつかり合いが恋しくなる。

今回評価を上げたのは実はレイリーだったり?そんなレイリーもティーチには真正面からやって勝てないと語るから強さ論議も面白い。

また黄猿のダウン自体もニカの能力によるものなのでは?なんて意見もあった。

コメント

ニカルフィと戦った相手はギア5が切れてルフィが老けてる間動けないのか?覚醒イコール他者への影響力や波及効果が上がるという一面もあるけどワノ国編のカイドウも膝ついてたし黄猿に至っても叱咤するサターン聖が「理由なら分かっているが」ってルフィ見てるのがどっちにも取れる

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黄猿も敵役としてはこれでお役御免だろうか?シャボンディ初登場からよくやってくれた。戦闘描写はあっさりしてたけど感慨深い。この後は黒ひげに狩られる可能性もあるだけに心配。

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相討ちじゃなくて勝ちだろ。ルフィはただの時間制限だからすぐ戻る。ルッチ相手に仲間と合流して無言で老化した時もすぐに元の状態に戻っていたからこの後は黄猿→サターンの連戦だな

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黄猿の意地と言うか本気が見たい。なんか飄々としていて何考えてるか分かりづらいしあまり本気度が感じない。もちろんそれも強さの一つではあるがニカ相手に動けなくなるまで追い込まれているのだからもう少し必死に争っても良いはず。

光圧グローブ

エピソード序盤に登場したベガパンクの発明品【光圧グローブ】

『光を鑑賞物に留めない』と謳う様に実態の無いホログラムをも触ってみせた。
ホログラムと併せて擬似的に物体を認識する装置。グローブを通して感触を感じとり脳に伝わるといったところだ。

光圧グローブ 黄猿

そしてエッグヘッドで黄猿の名前が出た時点で光圧グローブを使って黄猿を殴るなんて展開が予想されました。
問題は誰が使うか?
シャボンディ諸島の頃とくらべ一味内でサンジまでは覇気を習得しており自然系でもある程度抗う事ができます。
こういった面々がグローブに頼る展開は正直微妙なところ。覇気で捉えらるルフィがわざわざ科学に頼るってのも微妙。ましてや一度相打ちとなった後でこの後ラウンド2があるかも微妙なところ。

そうなるとウソップやナミなんかの様に比較的弱いキャラに機会が訪れるのではないでしょうか?
また戦闘にあまり明るくないサテライト達も光圧グローブで黄猿に立ち向かう展開もあり得るでしょうか?

とはいえ【触れるだけ】で終わってはつまらない。問題は実体を捉えた後ですよね。

コメント
光圧グローブなんて完全に対黄猿用だからな。黄猿に使わないで誰に使うんだって話だ。ルフィVS黄猿はタイマンではないだろうな