【ガープと天竜人】ゴッドバレー事件の真相
今回はワンピース最新情報。海軍の英雄ガープと本来は警護すべき対象の天竜人との因縁について
ガープと天竜人
今回バーソロミュー・くまを巡った過去編の切り取りでは全てが明らかにはなりませんでしたが特に異様とも言える【ガープの天竜人嫌い】もここに起因すると思われます。
38年前の事。
休暇中にも関わらず辺境のゴッドバレーに出向いたのには怨敵【ロジャー】の存在があったからに過ぎません。
こちらバカンス中の中将ガープと当時の元帥コングとのやり取り。
ガープ
何故そんな辺境の島に?
天竜人の修学旅行か?
ハチノスをつつくなと俺は言ってた!ナメすぎだ
アレは海賊島の宝だ
そりゃ取り返しにに来るだろうな
コング元帥よりガープに出動要請の連絡
海賊島ハチノスの宝が盗まれ現在はゴッドバレーにある模様。
これを取り返しにかかるロックス海賊団とロジャー海賊団。ロジャーの名前を聞き当初は面倒くさそうにしていましたが目の色を変えてやる気を出すガープでした。ロジャーいるところにガープあり。
コング:まさかロジャーも動くとは
ガープ:先に言え!!行く!!
ゴング元帥もロジャーの名前を出せば動くと踏み上手い様に操っている様にも見えました。海軍はハチノスから盗まれた宝の件などを包み隠していましたがガープはこの情報を既に知っていた様です。寧ろ天竜人に警鐘を鳴らしていた模様。この時はとりあえず天竜人の身を案じる動きはあったのではないでしょうか?嫌いではあれど今ほどでは無さそう。
しかし忠告を無視して波乱を呼び起こした天竜人達。これが余興と言うのだから笑えない冗談。
そして1番は狂気の沙汰。【人間狩りゲーム】おそらく人間狩りについてはゴッドバレー参戦後に気づいた事でしょう。ガープが更に天竜人をより嫌う様になったターニングポイントになりそうです。
暴挙を働く天竜人を横目に海賊達の相手をしなければならない。自身の正義に背きあろう事かロジャーとも手を組む羽目に。これで英雄に仕立て上げられたらたまったものではない。
きっと今でもガープにとっては他言しづらい汚点なのではないでしょうか?
戦いの引き金となったハチノスに乗り込み、弟子を助け自身が捕まるってのも何やら運命のイタズラに感じます。果たして生きているのだろうか?
そうまでして仕留めにかかったロジャーとあろう事か手を組み天竜人を守るに至ったのか?結局のところわからず終い。しかしながらセンゴクが得ているゴッドバレー事件の真相とは僅かながらズレがあるのかもしれませんね。 イワンコフ ガープの『英雄伝説』それ以外は情報を出さねぇ気か
世界は権力者の思い通りこのモルガンズって記者はゴミだな
結局あの島に何が起きたのかさっぱりわからねぇ
後日談ではその後のゴッドバレーを気にするイワンコフが描かれていましたが政府によってガープだけが正義として切り抜かれていた様です。モルガンズの仕業ですが今の彼は政府の言いなりになるタマではありません。この頃はまだ葛藤があったのでしょうか?
ガープとしてもこの功績は不本意のはず。半分はロジャーの手柄でもありもしかするとロックス海賊団=悪という図式すら間違っているのかもしれません。
当初、海賊島ハチノスの宝が奪われてゴッドバレーに運ばれていた旨の情報を持っていましたがコングとの会話を見るに『人間狩り』については知り得ていない様でした。到着後に虐殺された奴隷や先住民を見てどの様な行動に出たのか?最終的にはそれが天竜人の仕業であると断定できたのか気になるところ。
そういえば天竜人の本拠地マリージョアの舞台でもゴミクズ呼ばわりしていましたね。
本来なら断罪に値するがガープの実績と人望ありき。ステリーや欲ヨークの様に天竜人に憧れる者がいる一方で対照的に天竜人を守る海兵の立場でありながら完全に嫌悪感を抱いている。
ガープが語るロックスとゴッドバレー
ここでゴッドバレーに触れて来るとは度肝を抜かれた。ワノ国開幕前に提起された【ロックス海賊団】中盤で差し込まれた世界情勢にて発覚した【ゴッドバレー】
後に名を残した大物達が関わったこの事件は読者の間でも波紋を呼んだはず。作品内でも伝説として扱われもしかすると完結後にアナザーストーリーの様な後述談として描かれたり、【エピソードオブゴッドバレーorロックス】の様に本誌連載とは別の形で語られるのでは?なんて期待もあった。
時系列的にも新しく当事者達も生きている【ロッキーポート事件】も引き合いに出されているが正直こちらが先に来るもんだと‥
ロックス海賊団
結成の地は現在黒ひげが陣取る海賊島ハチノス
一つの儲け話の為にかき集められた個の集団で船内で仲間を手にかけるなど凶暴な一味とされた‥
これを束ねるのがロックス・D・ジーベック船長(通称ロックス、センゴクによればすでにこの世にはいないらしい)上記は唯一登場したシルエットのイメージイラスト。世界の王という野心を持ちまるでテロ組織の様に世界政府に牙を剥いた。革命軍とはまた違った形で政府とぶつかった様。
ロックス海賊団は彼以外の役職も判明しておらず船長以下の序列は皆同等だったと推測されます。それ故に争いも絶えなかった事でしょう。死亡が判明しているのは2人のみ、逆にそれ以外はまだ本編登場の期待が持てる。実際にワノ国ではカイドウとビッグマムが手を組み【ロックスの復活】と海軍を震え上がらせた。あのサカズキもこの件を災害だと例えている。
ロックス海賊団構成員 |
ロックス・D・ジーベック |
エドワード・ニューゲート(白ひげ) |
カイドウ |
シャーロット・リンリン |
金獅子のシキ |
キャプテン・ジョン |
銀斧 |
王直 |
ミス・バッキンガム・ステューシー |
白ひげ、カイドウ、ビッグマムと後に四皇に数えられた人物が3人と考えれば恐ろしい。しかしかながら唯一にして最大の弱点がチームワーク。後世に語り継ぐ者がいないほど各々の仲が悪くそれが原因でゴッドバレーでも敗北を喫した。
ゴッドバレー事件
センゴクによって語られたゴッドバレー事件
これが真実かのように語られているがミスリードの可能性も否めない。この事件の情報源はガープによるところが大きくセンゴク自身はゴッドバレーに居合わせていないと見れる。そして極めつけはガープ自身がこの件について語ろうとしない‥【史実確認の為に少し話すだけ】特に天竜人を守った事と海賊と手を組んだに負い目を感じている様です。
ゴッドバレー事件について |
ロックス海賊団の運命の事件とされ遡ること38年前に起きた |
世界最強と謳われたロックス海賊団がゴッドバレーにて壊滅 |
一般的にはこの悪の進撃を止めたのが当時も海軍中将であったガープ |
ガープはこれを持って海軍の英雄と称えられるまでになった |
ガープ本人はゴッドバレー事件について口を開きたがらない |
ガープは後の海賊王ロジャーと手を組んでロックスを滅ぼした |
ガープの道徳では天竜人は守る対象では無い。不本意ながらこの事件で天竜人を守る羽目になった |
ゴッドバレーは地図にも記されておらず跡形も無く消えている |
世界政府はゴッドバレーを隠したがっていた |
世界の禁忌にふれすぎたロックスに関する情報は現代に残されていない |
奴隷達や一般市民にに手を出すような人物ではないですし本当にたまたま居合わせただけなのか?