今回はワンピース最新情報エッグヘッド編について。ベガパンク抹殺指令を受けて先発隊として入島したルッチ率いるCP0。完全に役不足‥五老星の読み通り成し遂げる事は出来ませんでした。
しかしながら思った以上に読者からの反響もあり今後も擦られていきそうなルッチ。最終章での役割はまだ残っているのか？実はエッグヘッド事件の引き金であり最重要キャラはルッチだった？
目次
ゾロvsルッチ
久しぶりにルッチとゾロが描かれてからあちこちで囁かれている1111話→ゾロ回
ワンピースがキリ番や語呂に合わせて魅力的な展開を用意する事は珍しくなく、1111話は4桁のピンゾロが揃う事でロロノア・ゾロへの期待がより一層高まっています。
ワノ国では主人公並みの運命力と成長を見せ、四皇海賊団No.2に相応しい剣士へ躍進したゾロ。
死神問題などの懸念はあるものの格付けはかなり上がりました。
特にキングを討った功績が大きく、次点の敵は大将クラスでも面白いところ。そんな中でエッグヘッドで絡んだのがロブ・ルッチ
評価点はやや低いものの、勝負論もあり2年前のリベンジとなればうってつけ。しかしながら勝負のシーンは少なく、どこか都合合わせの様な戦い。
ゾロがルッチを止めてる意味は大きいのですが五老星全員、巨人族、黒ひげ海賊団と様々なメンバーの乱入でもはやルッチなど霞んできました。
結局は引き分け扱い、勝敗つかずで終わるという懸念も大きい中で1111話で決着!!
天才の設定に加えて、くまにもあのロブルッチの敗北など誰が予想出来たとまで言わしめてるし、ルフィも散々苦しめられた強敵
多分ルフィゾロ以外には負けてないだろうし、麦わらが異常なだけだな
ルッチ
他所見したいくらい気になる覇気を感じるな
ゾロ
島中にな
サターン聖上陸時にも感じた異様な覇気
猛者であるルッチとゾロでも無視出来ないレベルの存在が多数‥
そんな中で膠着した勝負を動かしたのサンジの声
『足手まといが』
これで奮起したゾロ
新技
三刀流
虎虎婆
彪狩り
（ここばまだらがり）
最後はゾロに軍配。ここで格付けが終わった形。
なんとか意識を保ち倒れる事を拒否しますが脱出時間が迫りうかうかしていられないジンベエがトドメを刺し仲裁。
お前さんの勝ちじゃ
ゾロをなだめて決着としました。
ルッチは実質的にルフィ、ゾロに及ばなかった。優遇されている様にも見えましたが力不足は否めない。
戦局占うCP0の3人
ベガパンク抹殺指令を受けてエッグヘッドに先行で乗り込んできたのは諜報部員を率いる。
| ルッチ |
| カク |
| ステューシー |
の主要3人。
特にルッチとカクについてはウォーターセブン〜エニエスロビーにて激闘を繰り広げたルフィの旧敵。
再会と再戦を期待されエピソード序盤から良い絡みでしたね。ある程度格付けも済み、脱出任務だけを考えればルフィが現れた時点でルッチは明らかに役不足。
ステューシーが正体を明かし裏切った事で後処理はどうなるのか？というところまできました。
面白いのはここから共闘のルートへと乗った事でしょう。（予想していた読者も多いとは思いますが）
ステューシーに嵌められて捕えられたルッチとカクは交換条件の元解放。何者かが仕向けたセラフィムを討つ為に共闘する流れとなりました。
ルッチに加えてカクもノリツッコミを披露しルフィ、ゾロと掛け合い。あれだけシリアスだったエニエスロビー終盤を考えると当時は想像できなかった。
さて、この流れはいつまで続くのだろうか？
ポイントは
・ステューシーの存在
・プレミアムバスターコールの銃口
にあると考えられます。
裏切り判明以降は正体すら明かさずルッチとカクを眠らせ去ったステューシー。ベガパンク側につきましたが今後は欲ヨークという共通の敵とも戦わなくてはいけません。
どこかで3者がバッティングするのは必至。
油断していてこそ2人を制したステューシーではありますがやはり不利は否めません。
ルッチ、カクが制裁に走ればタイムリミット迫るエッグヘッドで戦局が拗れそう。
そして軍艦などの戦力が集結している近海。かつてのオハラの様に島ごと焼き尽くす業火がエッグヘッドを襲うのは時間の問題です。
本来ならば抹殺指令で前乗りしていたCP0もどこかで脱出する手筈だったとは思いますが、ルフィ達の登場とステューシーの裏切りで予定は大きく崩れ難しい状況です。
元々女子供さえ的にかける戦火ではありますからルッチやカクをも巻き込もうとも政府としてはいとわないでしょう。
CP0を犠牲にベガパンクを消せるなら良し？
そうなると本当の意味で政府という敵を構えてルフィとルッチが共闘するなんて展開も期待できるでしょうか？
そして併せて期待したいのが世界会議編で起きた事件の伝達役。ビビとも一悶着あり揉めたルッチはある程度真実に近い情報も持っているはずです。うまく麦わらの一味に伝わるのを期待したい。
どっちつかずのルッチ
欲ヨークを詰めている麦わらの一味の中に溶け込んでいるのは白スーツの男【CP0 ロブ・ルッチ】
ポケットに両手を突っ込むいつものスタイルは妙に馴染んでいます。ステューシーの裏切りが大きかった感もありますがあからさまに四皇サイドに手を貸してしまうとその立ち位置もままならない。
これまでのルッチの任務進捗
| カク、ステューシー、S-ベアと共にベガパンク暗殺任務の為にエッグヘッド入港 |
| 上の命令を待たずに四皇麦わらのルフィと正面衝突。力の差を見せつけられる。客観的に見れば事実上の敗戦。 |
| ステューシーがベガパンクの仲間だと判明。裏切られたルッチとカクは眠らされた後に拘束される。 |
| ルフィとゾロがルッチカクの見張り役となるがセラフィムを相手にしたことで気遣う余裕が無くなり一旦解放 |
| 口約束ではあるが交換条件をつけて解放し、ひとまず休戦。共闘の形となりました。 |
ルフィに差をつけられながらも残されたプライドで必死に強がるルッチの姿はなかなか好感が持てる。完全に立場は逆転しもはや四皇ルフィの方が格上。それでも屈さない。
どのツラ下げてロビン達と絡むんだよ？と疑問だったけどスモーカーなんかよりよっぽど違和感が無いほど溶け込んでいます。現状はセラフィム完全停止とまではいかないまでも捕獲し拘束状態。ルッチは約束を反故する事なくおとなしくしている。と思いきや‥
密告
周りに気付かれる事なく大将黄猿へと現状報告を行っている様だ。同僚のカクにもバレない様な徹底振り。独り言の様に淡々と情報を渡す様は諜報部員であれば当然か？
ルッチの報告
重傷者4名
ベガパンク2名死亡
麦わらの一味は‥
なぜカクを欺く必要があるのか？→これは漏洩を防ぐ為だろう。カクを信頼していないわけではないが他人のミスで麦わらの一味へバレてしまうのを心配した様子。
そして肝心の内容だが
重傷者‥ロビン、カク、エジソン、？？？
死者‥シャカ、ピタゴラス
重傷者の数が合わないのも気になります。どこまでを重傷とすかの匙加減で人数も変わりますがやはり不可解。意図的にルッチが虚偽の報告をしている様に見えなくはない。この部分を不審がってる読者のコメントが多かったですが重要な伏線なんだろうか？
ちなみにその後はルッチが独断で動いた為にカクは見捨てられた形となった
vsステューシー
潜入捜査を得意とするはずのCPにまさかスパイがいたとは‥
政府としてもこれは失態。公にできないレベルの恥だと思います。
特に直接的に裏切られたルッチとカクは屈辱的と言えるでしょう。2人の戦闘力を考えれば例え裏切りが無くとも麦わらの一味に勝つという図式は無理だったでしょうがそれでもベガパンクの脱出作戦は遅らせる事も出来たはずです。
今は一種の休戦状態ですが苦虫を噛む様な心情は抑えきれずステューシーを睨みつけるシーンも見られました。悪びれる様子が全く無いステューシーの余裕がこれまた面白い‥
正シャカ
お前達を裏切ったステューシーもただじゃ済みそうにないな
ルッチ
あぁ、決して許さん
裏切られた直後の一幕では復讐・制裁を強く抱く発言も見られました。
今後も徹底マークは避けられないでしょう。ベガパンクの抹殺、ルフィとの勝負よりも優先される事項になるかもしれません。
更新↓
黄猿の侵入を皮切りにベガパンクを狙ったルッチ。ステューシーが止めに入ったことで仕留め損なったがルッチとしてはこっちの方が良かったのかもしれない。満足とはいかないまでも1発返してみせた。
黄猿とルッチ
意外な組み合わせとなった2人。実際に顔を合わせての会談ではないがひっそりと電伝虫で研究層ラボフェーズ内の情報を送った。
欲ヨークが捕らわれていることもあって政府はフロンティアドーム内側の情報を知る術が無かった。守るべき対象もある以上は迂闊に攻撃を仕掛けられない状況。そんな中でのルッチの情報は政府としても有り難いでしょう。
黄猿
ロブ・ルッチは優秀な男です。
知りたい情報は全て送られてきました。
海軍大将を持ってして『優秀』と評価されるルッチ。作品の中では大分評価や格が下がっている様に感じましたが少しは面目を保てるでしょうか？
読者の間でも根強い人気はありますのでどこまで最終章に絡むか期待。
対してルッチも黄猿がフロンティアドームのバリア内に侵入してくるタイミングを待っていた様子。黄猿さえいればルフィその他を殲滅できるという判断。ここに関しては少し見誤っている様に感じます。どこまでいっても強気。
あからさまに小物として描かれてるスパンダム親子とジャブラならともかく
ルッチやフーズフーまでこの有り様はな…
黄猿と共闘すれば麦わらの一味が全滅できるって。
そんなわけない
ワノ国編で出てきたゲルニカとかもイゾウとばったり出会ったときにお互い見なかった事にしようとした事からも、任務遂行のためなら敵対勢力とも一時休戦も選択肢にあるのは明示されてるようなもんだし
裏切らないで欲しかった…
黄猿とルッチで麦わらの一味全滅？
四皇舐めすぎだよ
主人公勢の性格の為にとどめを刺さない展開は仕方ないけどそのせい面倒が生じる展開は舐めた事してるから感出てるんすよね
ルッチの裏切り
以前からあったとんでもない説の一つ
ロブ・ルッチが世界政府を裏切るという予想。
エッグヘッド島では抹殺任務の最中で麦わらの一味と協力、更には重傷者の報告に違和感があった為に余計に盛り上がってる説です。
裏切るにしても個人の動きではなく、いずれかの組織に属しているというパターンの方が面白いでしょうか。
最終章の煮詰まった場面ですと有力は『革命軍』
敵対組織に1人ぐらい裏切り者が混ざっていても面白いですよね。
戦闘についても軍隊長達に迫れるぐらいの実力はあるでしょうか。
または最近フィガーランド聖が登場し話題となった『神の騎士団』もあり得るでしょうか？
天竜人を断罪するなど特別な権限を持つ彼ら。
五老星を倒そうと目論む神の騎士団がルッチをずっと前から政府直下に潜らせていたのかもしれませんね。
政府から捨てられる？
これから戦火が向けられるとすれば例えCP0と言えど容赦無いでしょう。ルフィ滞在のアクシデントが起きた時点で世界政府からは切り捨てられてるかもしれません。
今回の作戦についてドーベルマン中将に指示を出すサターン聖。世界貴族である天竜人直属の諜報部員でさえも代えの効く存在。目的達成のためならば死んだとて仕方ない。
バスターコールの時もそうだったけど政府が仲間すら撃つ様なシーンがまたありそう‥
この徹底ぶりにはドーベルマンも唖然。
サターン聖
最悪の話をしたのだ
最も重要なものを見失うな
人間の命など虫だと思え
減ってもすぐに繁殖する
政府の役人が政府勅令の任務の妨げになってはいかない。犠牲になることで達成できるなら至極当然でしょうか。予想通り冷酷な判断に思えます。
迷走ルッチ振り返り
再会の図
元祖動物系【ゾオン】の猛者としてエニエスロビー、ウォーターセブンでは麦わらの一味を苦しめてきました。
政府から制裁を受けてもおかしくないほどの番狂わせを許し大失態にも見えましたがその後はCP9の上位機関CP0として復活しました。
ワノ国編の後半でチラッと通信する描写が描かれて期待が高まりましたが、次エピソードのエッグヘッド島編にて難敵ルフィと再会
覇気未取得時点のルフィに負けていたわけですから雑魚キャラと認定する読者も少なくはありません。
しかしながら単純明解なスタイルはある意味他キャラのバロメータにもなります。
新世界においては動物系と言えども幻獣種や古代種がデフォ。度を超えた巨大化に飛行能力、火を吐いたり風を起こしたりとかなりハードルも上がってくる中で白兵戦メインのルッチの戦闘はなかなか面白い。
覚醒の図
正直、覇気以外は伸び代が見えないルッチ
しかしながら先のルフィに続いて能力の覚醒を披露
ネコネコの実
モデル:レオパルド（豹）
覚醒フォルム
幻獣種ではないもののビジュアルは悪くない？
ルフィの様に想像性豊かな攻撃とはいきませんが基本的な攻撃力と耐久性が増してる様なイメージでしょうか？
残念ながらあまり説得力はありません。
残念ながら敵う道理もない
今や30億、四皇の一角に位置づけられるルフィ
タイマン最強のカイドウを力で伏せるあたりは相当に評価されるべきでしょう。
他の同世代キッド、ローと横並びにはなってしまいましたが個人の強さでも新世界随一でしょう。
そんなルフィを相手にまるで同格の様に振る舞うルッチは滑稽。いや、ここまでプライドが高いのは褒めるべき？
四皇と認めていない
意識が飛びそうだ
意外と見応えあった共闘
賛否両論あるルッチ・カク、元CP9との共闘シーン。政府・海軍側、旧敵との共闘はお決まりではありますが今回の4人の共闘は思った以上にハマっていた気がします。
ルフィ達としてはロビンの件で揉めた過去あれど見事に勝ち切り、今となっては大きく実力差を開けました。
一方でルッチ達としてはエニエスロビーの敗戦は失態。大番狂わせとも言える出来事でした。時は経ち互いに成長し再会したエッグヘッド編。しかし蓋を開けてみれば2年前以上に開いた実力差。
ここでルフィ達が本気になれば2人共潰えてしまうでしょう。敢えて決着まで持っていかない展開は今後の共闘継続を示唆しているともとれます。
ステューシーの裏切りに続いて、他のCPサイファーポール役人達が何者かに捕らえられていた事も発覚。エッグヘッド島に押し寄せる100隻にも及ぶ軍艦と言いルッチ達にとっても予想だにしない展開へと進んでいます。
ハッキリと敵の形が見えない中でここでこの4人が結託しき打開策となりました。
これからも注目したいのがルッチとカクの心情描写。これだけ格付けされ、拘束によって身動き出来ないながらも苦渋の決断が共闘申し入れ。
錠を外して貰いながらも、用が済めば再び錠を嵌めても良いと語るカクに、ベガパンクと他の麦わら一味は狙わないと約束するルッチ。
これだけの現実を突きつけられても精一杯強がり馴れ合う事はしないプライドは流石。
成長の兆し無くエッグヘッドでお役御免かと思っていましたがまだ伸び代もあるでしょうか？期待。
猿王銃と六王銃の共演。こうやって見るとギア4もやっぱり良い。こっからは発動機会も減るのかな？
ゾロだけじゃなく2年前のロビンにもかかってるんだな
あと...カク
これだけのために戦闘時間コントロールしてたのは尾田というオチ
本当にそうであってくれ、刀で素手と互角はダサすぎる。閻魔がナマクラなのか、ゾロが疲労で弱体化してるのか、本当に薄皮一枚切れない雑魚なのか。
ジンベエとゾロで一気にトドメささないと
ゾロにやられて気絶するも解放されたカクに救出されるんだろうね