今回はワンピース最新情報。元七武海、元革命軍、元ソルベ王国国王、元奴隷‥作品きっての肩書きを持つくまの数奇な運命を辿ります。
今回はワンピース最新情報。休載明けのソルベ王国暴動について。バーソロミュー・くまを取り巻く運命は悲劇そのもの。ジニーを失いボニーも蝕まれまだ続く不幸の連鎖。彼の元に解放の戦士が訪れる事はあるのか?
大台1100話につながる重要な1話
既にフェードアウトしてしまったジニーのまとめは別にまとめています。ボニー出産の経緯、くまとの関係性、革命軍としての活動など。
今週もスポットは引き続きバーソロミュー・くま
超速報
・ベコリ王の復権【政府承認】
・ベコリ王の策略でくまの悪名が広がる
・くまとボニーとベガパンクの出会い
・エッグヘッドでの密約
・ボニーが誤ってトシトシの実を口にした
ここから回想はさらに現代へと向かっていく。本人が恥だと語る半生。重要人物ベガパンクとの出会い、そして因縁深いベコリ王との再会。
目次
振り返りと1099話ネタバレ考察
前回
話 | タイトル |
1096 | くまちー |
1097 | ジニー |
1098 | ボニー誕生 |
シンプルながら3段オチの様なタイトル。物語はだんだんと読んでいて辛くなる展開へ。そしてついにジニーが死んでしまった。
1098話ダイジェスト |
ジニーが政府に攫われて天竜人の妻へ |
2年間マリージョアで飼われた後に病気が原因で解放される |
ソルベ王国へ戻ったジニーは娘ボニーを連れていた |
ジニーの病気は青玉鱗(せいぎょくりん)という難病で自然光で皮膚が硬化する。 |
ソルベ王国帰還後に革命軍へ連絡を入れたのがジニーの最後 |
くまはジニーを看取る事は出来ず、ボニーを育てる事を決意 |
ボニーもジニーの病気を引き継いでいた |
ボニーの余命は10歳 |
ソルベ王国へ再びベコリ王の暴挙が |
覚悟していた方も多いでしょう。結局のところやはり幸せな結末とはなりませんでした。良い意味でも悪い意味でも反響がありそうな壮絶な内容となりました。
トシトシの実に関する経緯が描かれてはいませんがこれまで論争のあったボニーの実年齢問題は12歳という事で着地しそうです。
これだけ悲しいストーリーではありますがボニーが余命の10歳を超えて生き永らえているのは唯一前向きな要素。ジニーとくまの想いもなんとか皮一枚繋がったというところでしょうか?
いかにして鬼門となる10歳の誕生日を乗り切ったのか?休載ブレイクの間に読者に投げかけられた課題でもあります。
↓
以下は下書き掲載と反響を呼んだ内容について。
早速ネットのトレンド入り。くまの悲運とジニーの死を嘆く声に合わせて尾田先生の体調と心情を気遣う声が多かったです。
消滅?クローン問題
1097話時点で盛り上がったボニーのクローン説。
エッグヘッド島編での前フリを見ても有力視されているものでした。
バッカニア族の負い目を理由にプロポーズを断ったくまとしてはある意味抜け道的な方法。
バッカニア族の汚名を継がせずに自身の子供を残す手段と言って良いでしょう。
しかしながら判明したのは更なる最悪の事態とボニー生誕の経緯でした。
これならクローンの方が幾らかマシだった。そう思わずにはいられない悲惨さ。
そしてここから浮かび上がるもっと悲しいシナリオ。
改めての【ボニークローン説】
青玉鱗を患ったボニーは病気を克服出来ずに病死。
その直前に血統因子よりクローンボニーを作り現在活躍しているものがそれ。
実年齢的には2歳以下とはなるがクローンならばそこも解決。ましてやトシトシの実のギミックもあるわけだから面白い。
読者を更にドン底に突き落とす様な悲しいストーリーが待っているのか?
続バーソロミュー・くまの記憶
今回の場合は事前に判明していた部分も多く、作品の中でも割と早く登場していたものもあったので予想と答え合わせを楽しみながら読み進める事が出来た回想編。
くまの経歴判明分 |
国王になり、暴君と呼ばれた理由 |
海賊、七武海となった理由と政府の取引内容 |
ベガパンクとのやり取り、ボニーの病気をどう対処したか |
麦わら一味へシャボンディで加勢した理由 |
ボニーが政府に用済みとされた理由 |
逆算的に考えるならば残すターニングポイントはこの辺りでしょう。
生まれながらにして世界政府から忌み嫌われる種族の運命。物心付いた時には奴隷生活を余儀なくされ天竜人、政府に対しては憎悪を燃やしているはず。
革命軍という敵対組織に加入するも娘ボニーの看病の為に脱退。そこからなぜ政府に肩入れする様なポジションを担ったのか?
やはり交渉材料となったのは【ボニーの病気】でしょうか。結局のところ政府に握られてしまうあたりは悲運としか言いようがありません。
ニカに頼りっきりの程も否めませんがここから現代に戻り手立てはあるのでしょうか?
スクラップ寸前のくまがこれで詰みとは思いたくない。
大台間近
2023年も大詰め。途中では心配もされましたがなんとか年内到達が期待出来そうです。
【祝1100話】
1000話到達時は各所で総力上げて祝われネットニュースでも賑わっていました。ワノ国真っ最中終盤で新世代と四皇同盟の図式。
カイドウとビッグマム相手に飛び出した海賊王宣言は痛快でした。
タイトルは【麦わらのルフィ】掲載は2021年始となっています。
当時も年跨ぎの瀬戸際でしたか余裕を持って年始の1000話掲載に合わせていたイメージ。
1100話に至ってはさすがに問題ないでしょう。年内濃厚。肝心なのは内容。
エッグヘッド編最高潮。サターン聖の能力披露からのくま回想突入でお膳立てはバッチリ。
ニカルフィ復活の音色か革命軍総司令官ドラゴン辺りが来るんではないでしょうか?
ドラゴンへの批判
悲しきかな。天竜人や世界政府へ向かうべき批判やヘイトは行き場を失い司令官のドラゴンへも集まっている。
多くの人が感じたであろうやるせ無さ。
ジニーが2年間もマリージョアへ捕らえられているのに何故、革命軍は奪還に乗り出さなかったのか?
それはおでんの回想編でも感じた無力感にも似ている。
ルフィならば傍観する事は無かった。奴隷として捕らえられた仲間を見捨てる事もしなかった。後先省みずにマリージョアへ特攻を仕掛けたであろう。
どうしてもドラゴンの血を引く息子のルフィに重ねてしまいます。
【まずは事実確認だ】不足の事態にも冷静沈着な姿はトップとしての鑑。しかしながら取り乱してでもジニー救出へ動く姿を読者は期待していた事でしょう。
とはいえそれではあくまで願望であり酷なこと。
現在に視点を戻すとバーソロミュー・くまが政府に無敵奴隷として捕らえられた際はこれを奪還に向かっています。人格無き無惨な姿、痛みを感じぬサイボーグ、それでもジニーよりはマシな状況かもしれません。
例えマリージョアの敵の本拠地であろうが世界会議という戦力が集中する舞台でも幹部達を送り込み奪還任務他を達成しています。革命軍の戦力と実行力を示す結果とはなりましたが今の組織基盤は言うならば完成形に近いもの。
ジニーが誘拐された14〜12年前はまだ発展途上だった事は言うまでもありません。圧倒的な人員不足で各地に勢力拡大を図っていた矢先の出来事でした。更に幹部格の誘拐と部隊壊滅は組織全体にも激震が走ったはずです。
ジニー奪還の指揮こそ高い状態であれど組織としてはとてもマリージョアで暴れ回る程では無かったのでしょう。全てをかなぐり捨ててでも向かいたいと思ったメンバーは多いはず。しかしながらそれをさせないだけの戦力差が世界政府と革命軍の間にはあったのでしょう。
ドラゴンとて苦渋の決断。
くまばかりがジニーの境遇を悲しむ描写が目立っていますがドラゴンやイワンコフ首脳陣にとっても苦痛だったでしょう。
ガーリングとか神の騎士団も若いから今よりも世界政府の組織力は盤石だったのかも。革命軍も飛ぶ鳥を落とす勢いこそあれど正面切って挑むには戦力が足りていなかったんだろう。
宝石【ジュエリー】
父の【バーソロミュー】が入っていない時点でボニーの【ジュエリー】については様々な予想がされていました。
特にエッグヘッド編突入以降に有力だったのがクローン説。科学の島という点や直前のステューシーなんかの背景を考えれば面白いパターンだったと思います。
更に回想で登場したジニーの存在で加熱。くまがジニーのプロポーズを断った事もよりこの説の信憑性を高めました。
しかし蓋を開けてみれば予想以上に壮絶な過去が待っていました。
やはり、くまとボニーの間に血縁関係は無く【育ての親】というのが正しい見方。
とはいえ実の親子となんら遜色の無い生活。くまのボニーへ対する愛は愛娘へ向けるそれでした。
そんなボニーの最大のネックとなった青玉鱗(せいぎょくりん)の症状。
最初に発見した右目の下の青い石は周りの男の子達にも馬鹿にされコンプレックスとなっていました。
そんなボニーを見兼ねて褒め称えた父くま
その宝石が?綺麗だから羨ましいんだな
私は大好きだ
これがおそらく【ジュエリー】の由来。
もしくは実際にジニーのファーストネームもジュエリーだったのかな?
これだけはくまの愛が溢れる素敵なストーリー。現在この石は除去されておりピアスの様なアクセサリーが装着されています。傷跡を隠す様な形になるでしょうか?
多方面で制作されているフィギュアなんかでも目元の装飾は再現されていましたがこんな秘密があったとは。
ドラゴンさん
幼少から描かれている事によって少しずつ変化が見られたくま。
その一つがドラゴンとの関係性。
ソルベ王国で救われ、革命軍の立ち上げとなった時点では【さんづけ】でした。
おれはあんたについていくよ
ドラゴンさん
しかしジニー誘拐後を起点に呼び捨てに変わっておりました。
・おれだドラゴン、疲れた船で帰るよ
・恩にきるドラゴン
ある種ドラゴンに対して憧れを抱いていた様に見えるくまですが革命軍の礎として中核を担う事でドラゴンと同等の発言力と影響力を持つまでに成長した証でしょう。
また同じ様にメガネについてもジニー誘拐起点で装着されていました。目元が見えずわかりにくい絵も多いのですがこれに関してはジニーのメガネを真似してるんでは?なんて意見もありましたね。
サボとくま
現在の革命軍の中でカリスマ的人気を誇るNo.2のサボ
民衆に与える影響。つまり革命家としての資質はドラゴンに並ぶともされています。
そんなサボですが始まりはゴア王国で重傷を負ったところを革命軍に拾われました。死んだと思わせて実は生きているサボのお家芸もこれが最初。
そして世界会議の舞台では同志くま奪還の為に幹部達を引き連れ乗り込みました。
任務自体は成功しましたが命を懸けた危険なもの。天竜人の本拠地に乗り込むのは異例と言えましょう。
そうまでして助けたい【くま】の存在。
回想編では僅かながらにくまとサボのコンビが描かれていました。
時期としてはボニーの病気発覚前。まだ革命軍に在籍していた頃の話です。
サボも幼く、入隊したばかりでしょう。
そんなサボに稽古をつけていたのがくまでした。
ある種の師弟関係があったと思われます。
事実今でもサボはくまを敬っています。
ちなみに回想では【ゴア王国】というワードも出てきた。ここで多くのケガ人を拾った革命軍。そのせいで援軍要請に応えられなかったがくまが1人で対応しました。劣勢の戦局に加勢し見事に勝利に導いていました。
これが時系列的に12年前。既に判明している情報とピタリで綺麗に合わせてきていました。
サボは当時1人で航海に出ようとしましたが天竜人の前を横切った事で狙い撃ちされ瀕死のところを革命軍に助けられました。
以後、頂上戦争後まで記憶喪失で大事な人のピンチに駆けつけられなかった後悔も。
メラメラの実を食べて以降は更に戦闘力に磨きがかかったと思われますが、体術や能力を使いこなす器用さなんかはくまに基本を叩き込まれたのではないでしょうか?
エッグヘッド編で少しだけ垣間見た黄猿と戦桃丸の様な存在。父と子の様な師弟関係と言えば伝わりやすいでしょうか?
ちなみにアニメ版ではドレスローザ編終盤
ドフラミンゴ討伐後、ルフィが疲れて寝ている時の描写で短いながらも回想が流れそこでくまとサボの共演が見られています。
以下引用.ワンピースドットコムより
第737話 伝説誕生 革命戦士サボの冒険!
記憶は戻らないが個性豊かなメンバーの元で修行に励んだサボ。
ハンコック
そもそも人身売買のヒューマンオークションや奴隷といったジャンルを少年誌で扱うのも考えるレベル。
そこに切り込み、悪しき風習や文化を題材にするというのはそれたけでも素晴らしいですし話題に挙がるかと思います。
特に女性ともなるとこれまたハードルが上がります。
天竜人の妻という形で少しやんわりとした表現にはなっていますが実際には第○婦人という様に複数人の妻が存在し扱いに至ってもペット、奴隷といった表現が当て嵌まります。
今までは捕らえられたその後の描写が無く濁されていましたが今回のジニーに至ってはマリージョアから解放後に確かに身籠っていました。誘拐以前にそれらしき描写もなく2年間幽閉されていた様な形ですので父親は天竜人である可能性が高いです。胸糞悪い限りではありますがこれまでの天竜人の暴挙を考えれば自然な流れなのでしょうか。
ジニーの奴隷期間は以下の通り。
4歳から13歳まで(9年間)
37歳から39歳まで(2年間)
39年間の人生の内、実に11年間と長い期間苦難を強いられてきました。このうち問題の期間は後の2年間。恐らくはジニーの容姿もあって天竜人に目をつけられたのでしょう。無惨にも妻として攫われました。
もし病気が無ければ地獄の日々は2年間どころでは済まなかったと思われます。
そして同じ様に容姿端麗な奴隷と言えば海賊女帝(元七武海)ボア・ハンコックが思い浮かびます。彼女も九蛇の海賊船から幼少期に攫われ奴隷として生きた過去があります。
ハンコックの奴隷期間は
12歳〜16歳(4年間)
彼女の場合は英雄フィッシャー・タイガーによって解放されています。しかし奴隷として虐げられた過去は今でもトラウマとなっており背中に刻印された竜の蹄は決して人に見られたくない弱み。
この他にも余興と称して悪魔の実(メロメロ)を食べさせられた事が判明しています。
ジニーの件を考えればハンコックが気に入られていた可能性も高いです。ただ現実世界ではハッキリと未成年ですのでジニーの様なパターンはタブー。
あくまで余興で終わっていたと信じたいところです。
◉◉ワンピース1099話ネタバレ速報 平和主義者【へいわしゅぎしゃ】
◉◉
内容に加えて下書き掲載と衝撃的だった前回。
休載で間が空き内容よりも尾田先生が心配なところですがくま回想編を順調に消化。(→今回分の原稿は完成形)
ソルベ王国の国王として就任
暴君の名声
国外追放
すでに心身共に疲弊しているくまではありますが人々の為、愛娘ボニーの為に奮闘。
そして現代にも残る問題。
人格を失う原因となった改造手術について進展
タイトルは平和主義者。(パシフィスタ)読みではなくそのまま(へいわしゅぎしゃ)
牧師として誰よりも優しい心を持つくまにはお似合いな言葉。それを嘲笑うかの様に殺戮兵器として作られたのには理由があった。
ゴア王国の悪夢
ソルベ王国が良く比較されていたゴア王国
国内情勢や二分された国土、貴族とそれ以外の生活レベルの落差、悪政など酷似していましたから共に革命軍の目に止まったのも納得。
そして惨事とも言えるあの【焼き払い事件】
ルフィ、エース、サボらも巻き込まれかけた強行策。
ベコリ王はゴア王国でのこの事件をあろう事か模倣。
ソルベ王国でも不要者、不要地域をゴミ扱いし焼き払った。
ベコリ王
遥か東の国ではこの政策が成功し
ゴミのない美しい町として天竜人に絶賛されたそうだ
巨大な幸福の為に時として心を鬼にして改革をせねばならない
1人革命
逃げ惑う国民達、地獄絵図
唯一対抗できたのがくまでした。
16年前は1人で成し遂げられず牢に捕まってしまいましたがあれから力もつけ、苦難をも乗り越えた。
この件は革命軍の助太刀無しにくま1人で完結。
見事再び悪政王を討ちました。
ナレーション
これがソルベ王国の一人革命と呼ばれる事件である
やがて世論はくまちーの王座を望む様になり全てを断り切れなかったくまは王となります。ソルベ王国のくま国王誕生。
しかし柄でも無いと、くまは宮殿へは済まずに教会暮らし。国政の実権もソルベ王国の先先代(ベコリの前)ブルドッグへと一任しました。表向きの国王がくまといった形
トシトシの実
そしてこちらは読者が1番気になる人物
難病に蝕まれたボニー
今回の大きな進展は(トシトシの実)を食べてしまった事。非常に強力で価値の高い能力ではありますがソルベ王国へとやってきた経緯は描かれていません。
偶然食べてしまったという様な表現。
一気に外見が成長したボニー。まるで若かりしジニーと見間違う姿に一同は悲しくもあり嬉しくもあり。
ちなみにジニーがブルドッグの母であるコニーへと変身するシーンもありました。
世界会議編のコニー太后はあれか!!
追放
さて、先の情報では悪政王の暴君くまは国民から追放されたとありましたが‥
やはり大分捻じ曲がっている様子。
ベコリ王が国外から仕掛けたフェイクニュースでは
悪の支配者
村を燃やし暴力で王位を奪った
とまるでくまが悪政を強いた様に記載されています。
くまに討たれて逃亡したベコリですが三度世界政府と結託。
政府はくまを悪の王だと謳いこれが世界へと広まりました。
暴君くまを討つべくベコリ軍への加勢を示した政府サイド‥このままでは大きな戦いに発展すると即座に王位をブルドッグへと正式に明け渡したくまでした。
そしてソルベ王国へと向かっていたベコリ王と海の上で対面。
くまを倒し王権を取り返す為に帰還したベコリは兵隊を引き連れ臨戦体制。
普段は心優しいくまですがこの連鎖に終止符をうつべくベコリを沈めました。
以後はソルベ王国へは戻らず海賊としての歩みをスタートさせました。
海賊人生
自身がソルベ王国へ戻る事でまた国民に被害が及ぶと心配してか?しかし海賊として海に出た大きな要因はやはりボニーの難病克服
既に懸賞金をかけられ暴君の異名も轟き名声は十分。その首を狙う海賊達も撃退し世界中を旅しました。
そんな航海の最中転機が訪れます。慕っていたドラゴン、現在なお活躍する【革命軍】との再会。
悩み抜いた末に娘ボニーをとり軍を脱退したくまでしたが創設期よりの貢献は皆の認めるところ。
周りの反応を見ればくまが求められているのは一目瞭然です。
再会
酒を酌み交わし話も弾むドラゴンとくま
イワンコフとイナズマが投獄されたと語るドラゴンですがあまり焦った様子はありません。(ジニーの時とは大違い)
そして国王、暴君、海賊と革命軍にいた頃よりも波乱の人生を送っているくま。必要以上にそれを誇張する記事もメンバー達は信じていません。
くま
世界を見てたドラゴンならどうしただろうと考えた‥
おれも軍には戻りたいが‥
革命軍への未練はありつつも気にかけるのは娘ボニーの事。ドラゴンが見出した光はあの天才科学者ベガパンク。
ついに2人が交わる?
ワンピース1099話 回帰後激戦必至 エッグヘッド盤面
休載を考慮するならば2ヶ月程離脱してしまうでしょうか?ルフィ達を取り巻く世界情勢が激動過ぎてエッグヘッド編開始1年で状況もかなり変化しました。
今年は特に離れていた期間が長く感じます。
【裏切り者 欲ヨーク発覚】
【サターン聖】
上陸と2つの山場があった事でテンポ的にはワノ国の間延びを感じさせない進行です。
ただ今回のバーソロミュー・くまはかなり作り込まれて読者の期待度も高いストーリー。ロックス海賊団の件が割とあっさりと過ぎた事は予想外でしたが年内いっぱい過去回想なんて事もあるかもしれません。
主人公ルフィは絶賛スタミナ切れで回復中。ヒロインのボニーはサターン聖の脅威が迫るというかなり慌ただしい中断前の引きとなっています。回帰後は是非またルフィに暴れて欲しいという期待を込めつつ盤面の整理を。
現在時間軸のエッグヘッド | |
サターン聖 | ボニーを仕留めに |
黄猿 | ダウン中意識あり |
中将達 | サターン聖指示待ち |
ルフィ | ダウン中息切れ |
サンジ | 行動不能 |
フランキー | 行動不能 |
ベガパンク本体 | 行動不能 |
リングアウトとまではいかないものの猛者の黄猿とルフィが戦闘不能状態。
ボニーにサターン聖の魔の手が迫るが他のメンバーは軒並み動けない。ここまでサターン聖が圧倒的だと意味をなさないかもしれないが中将達も構えている。
交戦中(研究層外) | |
ルッチ | ゾロ |
頼みの綱であるゾロはルッチと交戦中。苦戦とまではいかないが加勢も難しそう。
その他 |
ジンベエ |
→ベガパンクの荷物を回収し裏口へ |
ナミ、チョッパー、ウソップ |
→負傷したステューシーを救護運搬 |
ゾロと同等に期待出来るジンベエも分散している。本体を庇って負傷したステューシーも予断を許さない状況。
局面を変える? | |
セラフィム、カク | バブルボール捕獲 |
古代の巨大ロボ | ニカに呼応? |
黒ひげ海賊団の船 | 進展無し |
他の注目どころもまだかかりそうか?
こうやって見てみると開幕当初より状況は悪化する一方。
唯一前向きなのは准将以下の海兵らが退陣し始めた事ぐらいか。とはいえマークIIIも奪われている事を考えれば意味は無いか‥
これだけのピンチでも大逆転の布石となりそうなのが巨大ロボ。サターン聖+黄猿という盤面を一気にひっくり返す可能性を秘めています。
ただ、それと同様に常に不安が残る要素が【黒ひげ海賊団】ウィナー島でのハート海賊団討伐、本拠地ハチノスでのガープ迎撃。波に乗る最注目株がエッグヘッドに絡んでくるのは必至。
ルフィ達にとっては案外吉と出るなんて事もあるのかもしれない。