ワンピースネタバレ考察【悪魔の実のエキス】新技術とマリージョアが誇る天竜人の科学

今回はワンピース最新情報。新たに判明した悪魔の実のエキス注入による能力の取得について

新技術【悪魔の実のエキス】

サターン聖の口から明かされたボニーのトシトシの実の能力の秘密。ボニーはもとより読者もこれには度肝を抜かれたはず。
まるで運命的にも思えるボニーにピッタリな悪魔の実の能力。10歳の少女が一躍新世界の入り口まで登りつめた一因でもあります。

この能力で世界政府や海軍の追手を欺き、ここまで凌いできました。ボニーを形成するトシトシの実ですらサターン聖の策略で投与されたものだなんて信じられない‥

サターン聖

その能力は私が与えたんだ

直接"実"を食えぬ赤子にエキスで能力を与えられるかの実験だった
成功したが不用な実だ

ある意味拠り所としていた能力が仕組まれたものだと知りショックを隠せないボニー。

トシトシの実
振り返ってみるとボニーが悪魔の実を食べたシーンは描かれていなかった。突然発現した能力は言われてみれば不自然。敢えてここではこの様な描き方をしていたみたいです。

寄せられたコメントなどではこのシーンを指摘した意見も幾つかありましたが凄い。

ボニーは青玉鱗という難病の進行を抑える為に日光に当たる事は出来ませんでした。周りからも隔離され教会で過ごした幼少期。この教会の中にトシトシの実があったというのも確かに変か‥誰かが持ち込んだという線も薄そう。

ここから世界政府の仕業と結びつけた読者はさすが。

ちなみにこの事実をくまやベカパンクは知らなかったと見えます。(確定ではありません。ジニーの実験に関しては反応しているベカパンクですがボニーの実験に関しては微妙なところ)

マリージョアと科学

基本的にワンピースでの科学者と言えば二分されます。

独立した個人が研究所を持つ場合【シーザー、ジャッジ

世界政府、海軍の科学班に属する場合【ベカパンク

それぞれが協力し合うといった側面は無く門外不出の研究データといった形。言うまでもなく最高峰はベカパンク。【雇われ】なんて表現がありましたが資金を考慮しなければベカパンクの右に出るものはいないでしょう。

事実、空白の100年という禁忌に触れるまでは海軍がベカパンクを囲っていました。最強の人類セラフィムを筆頭にその功績は測り知れません。今回の抹殺指令も損失が大き過ぎる。

さて世界政府、海軍側の科学は基本的に海軍の科学班に一任されている様ですがボニーに施された実験は産まれて間も無くの時期にマリージョアで行われたと思われます。

私が与えたんだ】と放っていることからおそらくはサターン聖が科学者としてマリージョアで秘密裏に行っていた実験なのでしょう。

科学防衛武神という役職通り科学に長けているサターン聖ですが海軍にすら降ろしていないマリージョア内地だけの特殊な技術や研究もあるのかもしれません。

悪魔の実の可能性

サターン聖が実験を行ったのは10年前の事。

政府はあらゆる方向から【悪魔の実】に関する研究を行なっていた様です。

人間以外の動物も能力者になれる

複数の実を食べる事は出来ない

といった基本性能に加えて、ベカパンクの研究によって真理が解き明かされようとしています。

伝達条件

物に食べさせる技術

動物系は血統因子より実の複製が可能

超人系は血統因子より能力の再現が可能

まだまだ可能性、謎は大きい要素ですが作品で判明した事項はほとんどがベカパンクによるもの。

しかしこれとは別にサターン聖が実験を行なっていた様です。おそらくはそのほとんどが非人道的でリスクを孕んでいるものかと思います。

産まれたばかりのボニーに対して確立していない技術を投入するだけでも酷い‥ましてや明らかに死のリスクもありそうな実験‥

時折際限なく興味を見せるベカパンクでも倫理に反する研究は別。自我の除去の様にサターン聖の考える科学はある意味ベカパンクを超えています。

ボニーに関する実験は成功。アルファはこの能力を知らずにボニーにやられていましたし海軍サイドも知らない様な描写がありましたのであまり公にはなっていない実験かと思われます。

悪魔の実から【エキス】を抽出しこれを投与する事で口から食べるという行為を再現。咀嚼が出来ない赤子でも能力者になれるというもの。

物に食べさせたりする技術もこれが生きているのでしょうか?【エキス】という要素がこれから進展する事はあるのかな?
とはいえまだ強化の可能性は残されています。
自分の限界点を超える様な想像を出来ること。これにはボニーよりも他者の兼ね合いが大きいでしょう。ボニーがモデルにしているニカを生で見れたらだいぶ広がるのではないでしょうか?