ワンピース【1104話ネタバレ】ノーダメージ!!サターン聖脅威の回帰能力と黄猿の涙

今回はワンピース1104話最新情報になります。エッグヘッド編最大の元凶を討つことが出来そうな流れ。スクラップ寸前のくまにはサターン聖と対抗する力が残っているのでしょうか?

バーソロミュー・くまの評価がまた変わる1話となりました。迫力あるパンチのシーンは主人公そのもの。役目を終えたくまは機能停止?

◉◉ワンピースネタバレ速報 1104話ありがとうお父さん◉◉

年末年始挟み、暫くぶりの掲載
劇的な幕引きだけあって続報も気になるところです。

速報

自爆スイッチの謎
くまの渾身の一撃がサターン聖をヒット
脚が千切れたサターン聖だが能力によって復帰
黄猿の復活と涙
食糧を与えたキャラはわからず
アンサータイトル、ありがとうお父さん

レストランでネズミのプロポーズが成功してデザートを運んでくるサンジ

扉絵はサンジと2匹のネズミ。ホールケーキアイランド編の途中で差し込まれた幼少期の回想でもネズミとの件が出てきましたが懐かしい。

自爆スイッチは押されていた

今週のスタートは現代エッグヘッドから。突如カットインしたくまがボニーを救った前回の続き。

何をバカ騒ぎしている、くまが来る筈が無い

所々時系列が定かではありませんが、サターン聖の発言の真意が明らかに。自我を失ったり、ボロボロになっていたのとはまた別の理由。

驚いた理由は例の【自爆スイッチ
サターン聖の目論見では既にくまは吹き飛んでいる筈だった。
世界会議での革命軍幹部と大将達の大騒動。最終的には革命軍がくまの身柄を奪還しましたがその数日後にサターン聖は自爆スイッチを押していました。

どうなってるベカパンク
こいつは死んだはずだ
革命軍がくまを連れ去った数日後
私はコイツの自爆スイッチを押したのだから

万全を期すならば当然の行動。だからこそくまが無事である筈は無いと驚き‥
この様子であれば革命軍から逃げ出してマリージョアへと飛んだ事も知らなかったみたいです。コントロール出来ない事態を想定して設置した自爆スイッチ。まさに読み通りといったところですが不発。
当然疑わしいのはベカパンクですが、それが全てでは無さそう。

不可解なのは改造手術の執刀医ベカパンクも。
なぜくまがまだ生きているのか?
なぜエッグヘッドの現状を知り辿り着いたのか?何処かにトリガーとなる要素があったハズですが?果たして

五老星を殴れ

これが世界を揺るがす大事件の一端?
鬼気迫る表情で振り上げた拳。これまでの悲惨な過去が流れる‥そして目の前の元凶に向けて渾身のパンチが直撃。まさに胸がスカッとする様なストーリー。回想まではそこまで戦闘能力の評価が高くなかったくまですがこれで少しは変わるでしょうか?

ワンピース 1104

しかしながらこのピンチにも睨み返すサターン聖はさすが武神。必死になって耐えますが跳ね返す事は出来ず。

世界最高峰の権力である五老星ふっ飛ばされた‥世界政府という組織全体で考えても有り得ない大問題。

世界の頂点を現奴隷が殴った
歴史的大事件

包囲していた海軍にも衝撃が走ります。
あってはならない事態にどうして良いか分からずといったところか。

これを機に金縛り状態であったベガパンク、サンジ、フランキー、アトラスも解除。当然ながらサターン聖の能力波及によるものだったみたいです。ここから戦局が一気に動くか?サターン聖復帰までに一気に決めたいところ。

コメント
くま強いけど本気で殴ったのは生まれて初めてなんじゃ?生い立ちを見るに心優しいくまが本気で誰かを殴る事なんて今までもなさそうだし、今後もサターン以外には、ボニーの危機でもない限り同様の力は出なそう。その位に今のくまは特殊なレベルの強さだと思うし、普通の戦闘でこんな殺人パンチ出さないでしょ
コメント
くまは海賊としての危険度低いから懸賞金は低かったが強さ的には七武海トップレベルだったって事かな。くまが誰かに強さで圧倒されたとこは無いし真面目すぎて政府のいいなりになってしまった最強の種族と言ってもいいかも

くま停止

サターン聖を殴ったくま。影からこっそり見守っていた七武海時代を含めても久しぶりとなる親子の再会。
ボニーをギュっと抱きしめてそのまま停止してしまいました。

今回のタイトルは現れた父に対して娘のボニーが放った言葉。おそらくはくまには届いていない。それでも期待感は‥

ありがとうお父さん
お父さんの記憶全部見たよ
お母さん素敵な人だった
お手紙いっぱいくれてたんだね
嬉しかった

みんなが暴君なんて呼んでもお父さんが誰よりも優しくて誰よりもかっこいい人だった事‥
あたしが忘れないからね

一方で飛ばされたサターン聖。瓦礫の中から復帰するも角や腕を損傷する大ダメージ。しかし脅威的な回復能力で元通り。動物系特有のものか?

おいベカパンク
これを何と説明する?
お前の差し金か?

有り得ぬ事態をベカパンクに問い詰めますが科学者同士でも説明出来ない現状。

そう取られても仕方がないな
愛ゆえと説明してもよいが

くまにも劣らぬタフネス。ここからサターン聖はくまへと反撃。

お父さん避けて!!動いてお願い!!

ボニーの悲痛の叫び。しかし今度は動けないくまをサンジ達が救います。
研究層へとくまを避難させるべくフランキーとサンジが応戦。

意外にもサンジの蹴りはサターン聖の脚を捉えて軌道を逸らしました。

しかしダメージを与えるには至らず。
逆に追い討ちをかけたフランキーを横から吹き飛ばしたのは行動不能から復帰した黄猿でした。

見せてみろ成長!!

当然比較しているのはシャボンディ諸島での一悶着。ルフィ以外の一味との激突も黄猿にとっては感慨深いのか。

コメント
サターン仕留めるには海に落とすとかなのかね。カイドウみたくマグマに叩き込むみたいな地形利用しないと止まらんだろこれ。覚醒動物系にしても耐久性が高いし、回復能力の代表格マルコと比べてもサターン聖の能力は抜きん出ている。

社畜

今回の任務では知り合いが多く流石に揺れていた黄猿。
非情になりきった様に見えても辛すぎた‥

そんな心境をベカパンクに見透かされてしまいます。
寧ろ表情にも現れはじめ‥

心が持たんか
悲しい男じゃのう
黄猿

もっと濃いサングラスをしてくれば‥とらしからぬ弱気な発言の黄猿

くままでやって来ちゃ役者が揃いすぎじゃねぇかい?
さっさと終わらせよう
みっともねぇよな
もっと濃いのをかけてくるんだったよサングラス

しかしサターン聖は一気に任務遂行へ。
発動されたのはエッグヘッドを標的にしたバスターコール

バスターコール発動命令
この島は世界政府に害を成すと認定された
全艦砲撃準備を
正義の名の元に全てを焼き尽くす

世界の秘密を探究する者
失われた種族の血を引く者
古き神を呼び起こしてしまった者

この島は不都合に満ちている。

正義の名の元に無慈悲の集中砲火が未来島を襲う。

コメント
ベガパンク脱出の話出た時も思ったけど切り離した脳ミソはどうするんだ?脱出だけなら通信で繋がれるのかもしれないけどバスターコールで破壊されたらベガパンク死にそう

ルフィ行方不明

追記です。
食糧を与えたキャラは判明せず。
ルフィも何処かへ姿を消してしまいました。

前回までの筆頭候補はカリブーや黄猿でした。
戦線復帰していた黄猿は少し可能性が下がった様な気がします。

消失という意味ではカリブーのヌマヌマの実はまさに最適。能力でルフィを匿っている?
もしくは捕らえてしまって指示元に引き渡すといったパターンか?

ワンピース1104話ネタバレ考察

前回。これ以上無いぐらいのタイミングでオリジナルくまの登場。

娘ボニーの心がへし折れサターン聖のヘイトが最大限に溜まっていただけに読者も歓喜したのではないでしょうか?

自我を失ってボロボロのはずが何故?細かい事などどうでもよくなるほどの登場シーンでした。

誰もが待ち望んだ展開になった。2024年のスタートとしては上々ではないでしょうか?
生まれた時からとにかく振り回されてきた世界政府にくまが一矢報いる事は出来るのか‥

こちらが回想に入る前のエッグヘッドの戦局。ボニーがサターン聖に捕まえられた所で幕引きとなりました。

現在時間軸のエッグヘッド【回想突入前】
サターン聖ボニーを仕留めに
黄猿ダウン中意識あり
中将達サターン聖指示待ち
ルフィダウン中息切れ
サンジ行動不能
フランキー行動不能
ベガパンク本体行動不能
戦桃丸拘束
ゾロ研究層外で交戦
ルッチ
ジンベエ荷物を回収し裏口へ
ナミステューシーを救護
チョッパー
ウソップ
セラフィムバブルボール捕獲
カク
古代の巨大ロボニカに呼応?
黒ひげ海賊団の船進展無し

壮絶な回想編を経て現代に戻ってもピンチは変わらず。
ワンピース 1104サターン聖から衝撃の事実を知らされたボニーは心を折られてしまった。【このまま死んだ方が楽かもしれない】普段強気なボニーでも恐怖、絶望と様々な感情が押し寄せ耐えきれなかった。

ごめんねお父さん‥せっかく貰った命‥
タイトルにもなったフレーズは諦めかけたボニーが心で呟いたものでした。

サンジ、フランキー、ベカパンク本体は相変わらず動けず。

ルフィは意識こそ取り戻したが空腹で戦闘不能。誰も援護出来ないはずが何者かが食糧を近くに運んでいた。

そして1人島の入り口付近で奮闘していた戦桃丸が遂に拘束されてしまった。

ボニー絶対絶命のピンチでマリージョアからくまが颯爽と現れてサターン聖の前に立ちはだかった。

くま サターン聖

では項目ごとに気になった部分を触れていきます。

青玉鱗の真実

ベカパンク、くまはもちろん。
もしかしたらジニー自身もこの事実を知らなかったのかもしれません。

マリージョアで天竜人の妻になるべく拐われたジニー、難病が原因で解放される事となりましたが、ここに追い討ちをかける様な事実が隠されていました。

以下はサターン聖がボニーに放った言葉。

サターン聖

後に聖地の者の第8夫人となったお前の母に薬物実験をしたのも私だ
また副作用の青いアザが出て失敗
なかなか上手くいかぬが生まれた子にも遺伝するとはな

既に描かれている様に天竜人は第○婦人と称して人間をペットの様に飼っています。飽きたら捨てる、壊れたら捨てる‥気に入った人間がいれば金に物を言わせて手に入れ複数の女性を循環しています。

12歳の少女に追い討ちをかけるような惨さ‥
前触れなく偶然発症したかに思えた青玉鱗。
ジニーは実験対象として薬物を投与されていました。
この実験で青玉鱗が発症する事は当然把握した上での事です。
母子感染(ボニー )こそ想定外だったものの、人間をモルモットの様に扱う様は異常。

人間を虫ケラだとしか捉えていないという言葉に偽りは無く全く躊躇もありません。
治療困難な難病で死に至る青玉鱗。【また】と称している辺りは前例も多く、ジニーと同じ様に青玉鱗を発症し死んでしまった実験体もいた筈。

またしてもサターン聖(天竜人)の悪癖を露呈する内容となりました。結果的にはくま登場の布石となりましたが青玉鱗に翻弄された3人の事を思うと素直には喜べないレベル‥

果たしてこれほどの被害を出してまで突き詰めていた実験とはどんな内容だったのでしょうか‥

青玉鱗と言えば身体に青い石(ブルーサファイア)の宝石が発症、転移する病気です。
サターン聖の実験・研究では奴隷達を媒体として人工宝石を採取する様なものだったのではないでしょうか?

海賊達の財宝にも宝石はお決まりですが、天竜人達にも装飾品として人気があったのでしょう。本来であれば自然発生する奇跡を人間という媒体と薬物で作ろうとするんですから凄い技術。

くまの容態

本来ならばそこまで気にする事ではありませんが、ことワンピース作品においてはいろいろと伏線になってる気がしてならない。

歓喜のくま登場となったが手放しで喜べないのがくまの容態です。
もともと無敵奴隷としてマリージョアでこき使われそこからは暴走気味にカマバッカ王国→マリージョア→エッグヘッドとやってきた。

いくらサイボーグとバッカニア族の掛け合わせとはいえスクラップ寸前‥余力を振り絞っている様に見えます。

くま 赤犬

回想突入前に挟まれたマリージョアでの暴走とそれを止める元帥サカズキとの攻防。

エッグヘッド到来前はこれが最後の登場シーンとなっていますがサカズキのマグマで顔半分が抉られ足も致命傷を負っている様に見えます。

しかしながらエッグヘッドに現れたくまは傷を負ってはいてもそこまで大きくは見えない。

パシフィスタと比べ物にならないほどのタフネスがオリジナルにはあるのか?単なる作画ミスか?バッカニア族の回復力か?

言及されるかは微妙なところですが何か微秘密があるんですかね。サカズキの攻撃でこれだとしたら相当なレベル。

くまの能力と赤い土の大陸

くまの奇行について質問があったので補足

カマバッカ王国(偉大なる航路)からエッグヘッド(新世界)に直接飛べたのでは?
マリージョアへ寄ったのは単に暴れる為?
サカズキなんかの巨大戦力が構えていると考えればあまりメリットは無いのでは?

なんて疑問が浮かびます。
マリージョアへ混乱を巻き起こした事に全く意味がないとも言えませんが、結果的には暴れ回って負傷しただけ。中枢に被害を与えたり、秘された宝なんかもノータッチのまま終わりました。

結局寄り道した意味はあったのかな‥

疑わしいのは聳え立つ自然の大壁【赤い土の大陸レッドライン】の存在

単純にくまの能力では偉大なる航路【グランライン】から新世界に飛ばす事は出来ないのではないでしょうか?
つまりは赤い土の大陸を超える事が出来ない。

麦わらの一味が飛ばされていたのは偉大なる航路に位置する島ばかりでしたし、くまが過去編で飛んだのも基本は新世界以前の島でした。

プログラム、もしくは本能でカマバッカ王国→エッグヘッド島へと直線的に飛んだが赤い土の大陸を超えられずに激突してしまった。

この後自力で崖をよじ登り居住区の高さまで移動した後にくまは姿を消しました。

単なる【高さ制限】ならは空島にも分類されるウェザリアへナミを飛ばした点に疑問が残りますが、この後回収される事はあるでしょうか?

本能と自我

自我があってこその本能‥
改造手術によって自我を完全に摘出されたくまが意思を持って行動するのは何処か不自然‥

自身も科学者だから誤魔化す事は出来ないと念を押されていましたし何かとトリックを仕込むのも難しそう。

それでもやはり一般的にはベカパンク>サターン聖といった技術力の関係かと思います。
サターン聖が想像出来ないほどのギミックをくまに仕込んでいたのでは?と掻き立てられてしまいますね。

ちなみにドラゴンの発言をみると

もしくまが本能の欠片で動き出したんだとしたら‥

残された本能で動いていると読んでいるみたいです。
エッグヘッド到着後の行動を見てもくまの行動の目的は完全にボニーを守る為と言える。
くまの容態やこれまでの経緯を考えると娘の矛先がベカパンクへ向かうのも2年前時点で想像は出来る。
しかしエッグヘッドへやってきたこのタイミングとなると偶然とは思えません。

娘ボニーのピンチを知らせる様なトリガーがあったのでしょうか?
因みにベカパンクもくまの登場は完全に想定していなかった。

くまが!?なぜ!?

ベカパンクが仕組んだものでないとすれば本当にくまに残された本能のカケラがこうさせたと言うのか?

ベカパンクとボニー

めでたく和解!!
一時は殺意を向けてベカパンクを追い回していたボニー、一方でベカパンクとしてもくまとの約束を果たし真相を語る事は出来なかった。

しかしながら本当に憎むべき敵はサターン聖である事。ベカパンクは最後まで手術の内容に反対していた事。青玉鱗を治した命の恩人である事。

ボニーは全ての真相を知り、これまでの行いを詫びました。

ごべん
ベカパンク(泣)

ボニー 本来の姿

ここで戻った本来の12歳の姿はとても幼く、これまでの強気な姿勢が陰を潜めていた事もありとても印象的に写りました。(あくまで予想ですがこれが本来の姿。エッグヘッド入島時に落ちて来た時、シャボンディでゾロを助けた時と‥24歳の姿がメインなのであまり見れない姿でもあります)

まだ子供なんだ、ボニーが危険に晒されて必死になって守ろうとしたベカパンク、戦桃丸の行動もこのボニーを見れば納得。

ワンピース 1104

読者としてもこんなの心を打たれてしまう。

くまvsサターン聖

自我を失う直前にベカパンクがくまの言葉を救世主、ヒーローと称していましたがまさに今回のムーブはヒーローそのものでした。
ドン底に落とされてボニーの心が折れ絶対絶命のピンチ。串刺しにされようとするその時に颯爽と現れてはボニーを救って見せました。

くま サターン

その身を盾にサターン聖の攻撃を防いだくま
すぐさまその足を掴みとり殴りかかりました。

かなりアツイ展開であるのは変わりないのですが出来れば殴ったシーンが最後の方が盛り上がったのでは?

ぶん殴ったシーンを引きにした方がインパクトは大きい。ボスキャラの場合はラストシーンの一撃でKOとなるパターンは少ないですがそれでも世界最高峰の権力を大々的に殴るってのは大きい意味を持ちます。

拳を振り上げたところで終わりって事は次回のスタートではかわされてしまうかもしれません。

サターン くま

↑くまvsサターン聖のイメージイラスト

人格を失うまでの優しいくまも誰かを守る局面では躊躇なくその拳を奮ってきた。いつもの穏やかな表情からは想像がつかないほどの鬼気迫る表情が印象的。今回はサイボーグともあってか目元がより恐ろしく際立って見える。

サターン聖の得体の知れない能力で身動き出来ないメンバーを他所にくまはお構いなしに暴れて見せました。この辺りはサイボーグであることが生きているでしょうか?

くま サターン

足も掴んでいたしこのままの勢いで大事件へと発展させて欲しいところ。問題はどこまで戦えるか?ここに到達するまでにも激しく消耗しているくま。読み合いの様な複雑な動きは出来ないでしょうし力技が通用しなければ案外あっさりとやられてしまうという展開も‥

続報・歪んだ未来

若干9歳のボニーが初実戦で政府の諜報部員を倒したとあって能力自体の評価も一気に上がりました。特に【ゆがんだ未来】については無限の可能性を感じるトシトシの実の真骨頂とも言える技。

想像を掻き立て強くなった自身を再現。身体を部分的に特殊成長させる事でまるでニカをも思わせる様な戦いぶりを見せました。ボニーのセンスも去ることながらこの技だけ切り取っても相当強力でしょう。

しかし悲しい事にトシトシの実の能力はサターン聖によって与えられたもの。能力のデメリットについても言及されました。

その能力はいかなる未来にも変身出来るが、現実を知る度に選べる未来が狭くなっていく能力

外界から隔離される様に治療していた幼少期。ボニーは外の世界を知らずに周りから聞いた話を元に想像を掻き立ていました。もちろん自分の立ち位置やレベルも比べる対象が無いのでわかりません。

そんな中で父から聞いていた伝説【ニカ】の存在は最強の様なもの。このイメージだけで強さを具現化してアルファをKOして見せました。

しかしこれがボニーの【最高到達点】でした。どんどん強くなるニカの能力とは反対にこちらは使用毎に効果が薄くなる諸刃の剣。

海賊として様々な強敵と戦う上で限界や自分のレベルを知りその想像力も衰えていったと思われます。

特にティーチへの敗戦や海軍大将、サターン聖との交戦は大きかったでしょう。

また弱くなってる、なんでだ

現実を知ったボニーの【ゆがんだ未来】は歪みが少なくなり現実の今と変わらないものに成り下がってしまいました。

コメント
これは、現実を知る=絶望するって考えるから選べる未来が狭くなるってこと?
もしそうなら、「大好きな待ち望んだくまが来た」「探し続けていたニカ(ルフィ)が実在した」ことを知ったボニーに絶望なんてない訳だからこれからのボニーは今まで以上に最強になるのでは?

コメント
「歪んだ未来」でどこまで能力がコピーできるのだろう。ゴムは身体の性質だから「成長」できた?
仲間たちを「歪んだ未来」でみ〜んなニカや巨人や超人に成長させたら、ボニー海賊団最強なんじゃ・・
コメント
トシトシの実の能力者はどこかにオリジナルがいて今後出てくるのかも?
不老手術を受けたイム様とか五老星なら何者にも変化可能とかのパターンもあり得る
コメント
トシトシの実は現実を知れば知るほど弱くなっていく能力。
裏を返すと未来への希望を失いさえしなければ無限の強さを得られる能力。
ルフィ=ニカということを知れば一気にとんでもない力を発揮しそう
コメント
例えば、子供たちが1番最初に憧れる親の像、父のようになりたいって多くの子供が真っ先に思うことをボニーは具現化できる、ボニーにとってはニカという存在するかもまだわからないものよりも父という最も身近で、最も信じている力を自分に宿らせることも可能なのでは!?
コメント
現実を知る度に、というのは自分はこの程度しかできないのか、と思うと弱くなってしまうが、可能性を広げれば広げるほど強くなれる、夢のような能力という言葉を具現化した力よな…!

ニカみたいに‥

少女ボニーが目指したのが父くまから聞いていた伝説の戦士ニカの姿。
【その体はゴムの様な性質を持ち空想のままに戦ったそうだ】
楽しそうに伝説を話す父の情報と自由な空想が相まって【ニカみたいな未来】を再現していました。

ギア3の様に腕を肥大化し少女ながらに強力な攻撃を繰り出しました。しかし発動毎に劣化していくその効果‥

その一因は現実を知り自身の可能性を信じられなくなってきた事に加えてニカの存在自体をも疑い始めている事が考えられます。

ニカはいる!!
父がお前らに従う機械(サイボーグ)となった日から
お父さんを解放して貰いたくてずっと探している

お父さんを見つけた時にニカの居場所を教えたら喜ぶから。航海当初はついで程度の動機でしたが頂上戦争にて変わり果てた容態を見た事でニカへの期待はより大きくなったみたいです。

しかしながら先行き悪く、新世界突入前にボニー海賊団壊滅。その後は単独で父とニカを探してきました。

記憶を垣間見て父の人生を知った今となっては世界政府の怖さと自身のせいで父が犠牲になった自責の念が重なり、ニカを見つけてもどうにもならない、そもそもいるかどうか途方もない‥そうやって深層心理に刻まれてしまったのではないでしょうか。

強く信じる事が復活の鍵。果たしてもう一度歪んだ未来を再現出来るでしょうか?

ボニーの泣き顔

エッグヘッド編の序盤で象徴的だったシーンがボニーの泣き顔。間近のロビンの泣き顔と並んで映えていました。


この頃は真相を確かめる事と、ベカパンクに父を元通りにして貰うという決意で単身エッグヘッドに乗り込んで来た。父の姿をしたパシフィスタに対して反撃するルフィ達へ向けて放った【お父さんを傷つけないで】は読者の心にも刺さった事でしょう。

一時は恩人であるはずのベカパンクにも殺意を向けていたボニー。真相を知ろうとしてもいい様にはぐらかされてもしかすると全てを知らないまま終わったかもしれない。

しかし偶然見つけたくまの記憶を垣間見る事で出生からの人生を擬似体験する事が出来ました。
目を背けたくなるほどの悲惨な過去にも立ち向かい、本当の敵と父の真意をしったボニー。

自我が失われようとするその瞬間を見終わると序盤で見せた以上に泣き崩れてしまいました。

本来であれば12歳の少女が到底受け止めきれるものではありません。崩れ落ちてしまうのも納得。病気が治り1番報告したい筈が会えず終い。これからという時に会えなくなってしまった。

海賊となり必死になって探しても見つける事のできなかったその姿。実はすぐ側まで迫っており見守ってくれていたというのはせめてもの報いでしょうか。

ボニーが凄いのはここから一晩足らずで立ち直って見せた事。ボニーの自我が崩壊してしまいそうな現実もきちんと受け入れ進もうとしました。
あとは真の敵であるサターン聖との因縁決着。
その刃は届かなかったもののここからの逆転は十分に期待出来る。