ネタバレワンピース ドリー・ブロギーがエッグヘッド到来『迎えに来たぞ麦わら』

未来島エッグヘッド島の脱出編がスタート。速報で飛び込んだ来たのはルフィ達とも所縁のある巨人族ドリー・ブロギーの存在。読者の予想に反する展開ですが果たして本当なのか?

あいつら到来

1105話、反響の大きかったのはやはりラストシーン
新たな勢力がエッグヘッド島へ参戦する事を示唆する描写
コマ的には小さかったものの、ここから更に混乱する事を予感させるには十分なインパクトでした。

エッグヘッド 巨人族

エッグヘッド島の一般研究員(ベカパンク以外の空白の100年に関する研究に未関与と思われる研究者達)は早々に政府の避難船で脱出しました。
しかしながらサターン聖はこれらの研究員すらも始末する算段を企てていました。
爆破命令を受けた海兵達は避難船の元へ向かいますがその道中で【あいつら】こと謎のキャラに沈められてしまいました。

海の藻屑となった船にはMARINの旗が見えます。
完全に予想外だった新手勢力の参戦で追撃するはずの海軍船が壊滅
せめてもと任務を預かる大将黄猿へ連絡を急ぎます。

脱出船の撃破失敗
黄猿さんに連絡を
あいつらエッグヘッドに向かったと

そして海軍を沈めたあいつらの行き先は混沌のエッグヘッド島
四皇や海軍大将が入り混じる戦局に乱入するのは当然得策ではありません。

となると同等クラスの勢力と考えるのが自然でしょう。
ちなみに避難船の位置はエッグヘッド島から少し離れたところ。時間にして一晩程度でしょうか?
これを仕留めに出向いた海軍船とバッティング。ここからエッグヘッドは射程範囲。バスターコールの渦中ですが思ったよりも近くにいてあっと言う間に到着してしまうかもしれません。

筆頭候補に黒ひげ海賊団が挙がる中で‥

ドリー&ブロギー参戦

ベカパンクとルフィ達に力を貸すのか、立ち位置が気になるところ。発言を見ると明らかに味方してくれそうな雰囲気。

アニメ版でも今年中に追いつくでしょうか?エルバフで再登場するや否やシャンクスからの指示を受けてキッド海賊団を葬りました。

距離的にも時系列に無理がなければエッグヘッドからそこまで遠くありません。キッド海賊団を壊滅させ、シャンクス達がエルバフを出航した後にエッグヘッドへやって来た形でしょう。

X界隈ではそれらしき予想コメントもありました。しかしながら大方の予想は黒ひげ海賊団でドリー・ブロギーを予想していた方は少数でした。

船の壊れ方的に巨人族っぽい、エルバフ近いし巨人族かも、キッド海賊団のヴィクトリアパンクと同じ沈められ方‥

ズバリ当てた方は素晴らしい。思いっきり裏切られた方も多いのでは?よもや黒ひげの海賊旗と船影がミスリードになろうとは。

尾田先生コメント

ルフィ達がもし無事にエッグヘッドを出られたら‥行きますかねーあの島。行かないルートも考えたんですが‥ルフィは止められないかな。
そうなってくるともうアレの奪い合いになりますね。
いよいよです。あいつとあいつの戦いは意外な結果になるかもしれません。

ジャンプフェスタで投げかけられた『あの島』について一気に期待度が高まってきました。

エッグヘッドに近づくのは馬鹿でかい船

グレート・エイリーク号

100年も前に滅びたはずがなぜ‥
現れたのは圧倒的な存在感を放つ巨兵海賊団の2人

ドリー、ブロギー

ブロギー
ガババババ
迎えに来たぞ麦わら

ドリー
ゲギャギャギャギャ
太陽の神よ

エッグヘッド 巨人族

エッグヘッド近海の海兵は大混乱。上陸を止める事は不可避‥何の為にエッグヘッドまで出向いて来たのか?

ラストの見開きにピッタリなサイズ感。
新世界、しかも五老星が関わる重要案件ともあって帯同する海兵達も決して弱くはありません。
それでもこのサイズと力を持ってして島を取り巻く海兵達は一層されてしまいそう。

読者としてはエルバフ到達で実現する世界線を期待したでしょう。まさか巨人族の方からエッグヘッドへやって来るとは。

赤鬼のブロギー
青鬼のドリー
オイモ
カーシー

リトルガーデン、エニエスロビーで麦わらの一味と縁ある巨人達の姿。続々とエッグヘッドへと雪崩れ込みます。
そのデカさは圧巻。相手をする海軍が酷というもの。

100年前に1億の懸賞金をかけられた両翼に加えて屈強な戦士達多数。海軍は伝説ともなった『巨兵海賊団』の動向を探る事が出来ていない様でした。

オイモとカーシーを騙してこき使っていた反面。まさか海賊団ごと復活するとは思っていなかったでしょう。

リトルガーデンで喧嘩を続ける親方(ドリー・ブロギー)をオイモとカーシーが連れ戻した形。

迫力のあるカットインからそのままに手分けして進軍を開始。明らかに海軍に向けて敵意を放っている。

大方の予想通り、新聞報道を見て麦わらの一味を助けに来た様です。
今回は一足先に上空の研究層に着いたナミとウソップがこれを遠目から確認。エルバフに行ったとしても戻っていないかもしれないと読んでいたウソップは感激。このまま4人との再会ともなれば念願でしょう。そげキング復活もあるか?

そしてすぐさま巨人達の意図を汲みとったウソップ

海軍と戦争をしに来たわけではない。麦わらの一味を逃す為にやってきたんだ。

一刻を争う事態。感動を分かち合う時間もないまま絡れるかもしれません。

巨兵海賊団総出でやってきたところをみると、いくら数で勝る海軍でも分は悪いでしょう。このままいけば海軍を駆逐する展開になるかと。
しかし厄介なのは黄猿の存在。
巨体が相手でもものともしない黄猿。的確に心臓をレーザーで撃ち抜かれればひとたまりもない。ただでさえ作中でもきっての光速攻撃‥巨人族の大きな体は当てやすい的となり仇となりかねない。

また、忘れてはならないのは登場時の【迎えに来た】発言。ドリーとブロギーは明らかにルフィをエルバフに迎え入れようとしている。
行かないルートも考えたと尾田先生自ら語っていましたがイベントの進展にはルフィが必須。
となれば海軍を壊滅させ全員でエルバフへと向かうのが勝ち筋のルートとなります。

今は海軍を駆逐する為の強力な戦力ではありますが巨兵海賊団全員でルフィ達と逃げるとなればまた少し難易度が上がりそう。

補足◉巨兵海賊団とは

主な活躍時期は100年前まで。
偉大なる航路を中心に暴れ回った伝説の海賊団。
巨兵とだけあってメンバーは『巨人族』が中心。
大海賊時代はおろか海賊王ロジャーの海賊団が台頭する前の時代の立役者。

現在の換算額として評価するには微妙なところですが2人のお頭(船長格)

赤鬼のブロギー
青鬼のドリ

にはそれぞれ1億ベリーの懸賞金額がかけられました。
ルフィが初頭手配の3000万ベリーの頃に判明しましたが当時はインフレ前という事で破格の懸賞金というイメージでした。

しかしそんな海賊団を襲ったのが小さな『いざこざ』

それはどっちが大きかったの?

偉大なる航路のとある島で少女が何気なく発した言葉が2人のお頭を戦いへと駆り立てました。(ちなみにこの少女も設定がありその名をユキと言います。)

もともとは誇り高き戦士。好戦的で当然我も強いです。口論の末に辿り着いたのは決闘。互いに譲る事なく一進一退の攻防。普通ならば一度の負けでも折れるものですが両者共に戦いを続けました。

2人の戦いは激化して海賊団としての冒険もままならなくなり解散の様な流れとなりました。
結局戦いは100年以上も続き、決闘は7万回にも及びました。
戦いの舞台となったのはリトルガーデン。

ここで最終的には武器を壊してまでもルフィ達の船出を援護しその道を切り拓いて見せました。
武器を失ってまでもその後の戦いは続いた事でしょう。

そこからオイモとカーシーの迎えがきっかけとなり故郷のエルバフへと帰還。赤髪海賊団シャンクスらと共に外敵のキッド海賊団を沈めました。
そしていざエッグヘッドへと出撃。永らく休止状態、ほぼ壊滅的だった巨兵海賊団二度目のスタートとなりました。

少しオイモとカーシーについて補足を‥
元々は巨兵海賊団自然消滅後はエルバフへと戻りドリー・ブロギーの帰りを待っていました。
しかし帰る素振りもなく50年が経過して遂に我慢の限界を迎えてこちらからリトルガーデンへ向かう事に。

しかしその道中で敢えなく海軍に拿捕。
ここで海軍に騙されてしまいます。ドリー・ブロギーも捕まったとの嘘を吹き込まれ交換条件として『エニエスロビーの門番を100年勤め上げれば2人を解放する』との約束の元で働いておりました。

エニエスロビーに麦わらの一味のウソップ(そげキング)が訪れた事で真実を知り、そこからは脱走しリトルガーデンへと向かったと思われます。

また混在されがちですが【新巨兵海賊団】なるものも存在します。
元の巨兵海賊団解散後に復活を目指してメンバー達が立ち上げた組織です。麦わら大船団にも名を連ねる『ハイルディン』が率います。